佐道明広の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 自衛隊史 ――防衛政策の七〇年
    自衛隊と平和主義や日米安保、政治との関係史など。
    以下、本書より。

    【あり得ない専守防衛】
    専守防衛は、平和憲法下における日本の基本的防衛方針を示すものとして定着した。
    この言葉自体は、国会審議では自衛隊創設期から現れているが、本格的に使われるのは60年代。
    戦後平和主義の下で日本の防衛に関する姿...続きを読む
  • 自衛隊史 ――防衛政策の七〇年
    こういった、『通史』をちょっと読むだけでも、昨年無駄に大騒ぎしていた人達が『急ぎすぎる』『何故今なのか』と言っていた法整備が、(案件によっては)数十年前に提起されながらも先送りされ続けていたことを『ようやく』『今になって』法制化したに過ぎないことがわかるので新書って便利だなと心から思う。
    何回じゃ無...続きを読む
  • 自衛隊史 ――防衛政策の七〇年
    終戦後自衛隊がいかに組織され今に至るのか、日本の防衛政策がどのように変わってきたのかがわかりやすく述べられていて大変勉強になる。安全保障に関心のある人はもちろん、今多くの日本人に目を通して貰いたい本。再軍備、55年体制下、新冷戦時代、冷戦終焉、新しい脅威の時代と5つの章で、戦後の平和主義との関係、日...続きを読む
  • 自衛隊史 ――防衛政策の七〇年
    本書の著者は政治史・外交史を専門とする研究者である。

    決して読みやすい本とは言えないが、2015年に紛糾した日本の安全保障問題の全体像を把握するにはオススメできる。

    強行採決された安保関連法案については「戦争法案だ」「戦争法案はレッテル貼りだ」という全く噛み合わない状態が続き、その隔たりは今のと...続きを読む
  • 自衛隊史 ――防衛政策の七〇年
    佐道昭広『自衛隊史 防衛政策の七○年』(ちくま新書、2015年11月)税別900円

    中京大学総合政策学部教授(日本政治外交史)の佐道昭広(1958-)による自衛隊をめぐる戦後防衛政策の概観。

    【構成】
    第1章 「再軍備」への道 防衛政策の形成
     1 警察予備隊から自衛隊へ
     2 戦後防衛体制形成...続きを読む

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