不動産の営業マンをモデルに、営業のノウハウを示した本。 筆者自身積水ハウスの営業マンであった経験あり。
一般の家や土地などに興味ない人々には不動産の営業は胡散臭く移ってしまう。 その中でどの様に営業成績を挙げて行くかという営業手法に関しては、そのままでは使えないものが多いが、本質に立ち返ってみる
...続きを読むと結構応用できたりするものが多い。
特にQ&A集などは人の入れ替わりが多々ある商社などでは新しい担当者への教育ツールとしては使えるし、契約をもらうための心構えなどは他の商材にも通用する。
不動産営業の本がベースながら、営業たるものが忘れてはいけないポイントがきちんとかかれていた。 安易な値下げをしない、ということである。 「値引きは失われた純利益」ということを頭に置きつつ、商品の価値を客に認めさせる努力をすることは、どんな物を売っていても共通する重要な考え方である。
この営業本は一般人への営業をベースにしているが、企業に商品を販売する営業に特化した本があれば個人的にはなお良いのだが・・・・・