ユーザーレビュー ハシレジロー 1 瀬川藤子 お坊さん予備軍の仏教系大学生たちの物語。 設定は特殊だけど、将来や家族についていろいろ考え迷う様は どんなところにも共通することだと思います。 瀬川藤子さんの描く若者たちの悩みっぷりは相変わらずいいですねー(笑)。 Posted by ブクログ コノマチキネマ 1巻 瀬川藤子 どのキャラも魅力的 この作者さんの作品が好きで、コミックは全て読んでます。 今までの作品同様、セリフの中で、誰もが共感出来るような、じーんとくる様な言葉がいくつもあります。 ただ、今回は主人公の女の子が「しっかりしなさい…!」と言いたくなる様な、ちょっと気持ちが幼い困ったちゃんなので、 その子が人と関わって、...続きを読むその人の内面と関わって互いに成長していくことが肝とわかっていても、 勘違いで周りをかき回すシーンは少しいらっとします。笑 つな コノマチキネマ 1巻 瀬川藤子 主人公がちょっと踏み込み過ぎだけれど 情に厚くて人が好きで、という感じなのだと思うが 自分としてはただただ無神経で非常識で腹立たしく、 絶対に共有スペースがあるようなアパートで こんな人と一緒に住みたくないと思って イライラしてしまう。 腹が立つのが、友達との会話で割と序盤に 省みたかと思いきや、...続きを読む押せ押せイケイケで良いと 思っていておばあちゃんや周りの言葉が 届いている節が全くないところだ。 もう少し反省して直してくれるなら、成長物語として受け入れられるのだが 1巻丸々読んでも反省というのでもなくて読み進めるのがちょっと辛くなってしまった。 20歳ではなくて中学生くらいならここまで思わなかったと思う。 ちょっと怖かったのが、ネットで配信されていた時 コメント欄で、主人公に対して周りが厳しい、 折角楽しいことしようとしてるのに周りがぴりぴりしてる、 と言う感想も結構見かけたこと。 特にさくらちゃんには自分は大変共感するところなのだが これについても 親なら連絡なく来て勝手に部屋上がっても普通 という感想が割とあって、ああわかりあえないなと思ったし 自分は早い段階でさくらちゃんの親のことを察したが 親の異常さが描写された回でも 実態をちっとも理解していないコメントが多くて、 毒親という言葉ができた今でもこんなにも 毒親を持つ子供の辛さは理解してもらえないどころか 子供サイドが責められる問題なのだなと思って とても辛くなった。 Posted by ブクログ コノマチキネマ 2巻 瀬川藤子 完結。アパートの住人のみならず、 バイトを始めた先でも、自分と他人の 「処世」意識の違いに振り回されてしまうヒロイン。 みんなそれぞれに考えがあり感情があり事情があり しますから、いい感じの距離を持つって難しいことですね。 何が正しいかはわからないし、みんなが漠然と 「こうした方がいいんだろうな」と...続きを読む感じていることは あるにせよ、そこにもまた考えの違いがあったりして。 ヒロインの「理想」は叶うのだろうか、 みんなの関係はどうなっていくのだろうかと 思っていましたが、多くが描かれないまま終幕。 面白く読んでいただけに、とても残念です。 Posted by ブクログ コノマチキネマ 1巻 瀬川藤子 映画のお話かと思いきや、さにあらず。 「人の中で暮らす」ことに憧れを持って アパートでひとり暮らしを始めたヒロインが出会う 「オトナ同士の距離感の難しさ」が描かれます。 一般的に「こうだ」と思われていることや、 人が表に出していることと、その人が感じている 「現実」は違う…。一人ひとりにそれぞれの想...続きを読むいがあって、 それと世間との折り合いをつけながら生きている。 それを崩し和らげ、変えていくのは大変なことですね。 若くて世間知らず、でも行動力のある理想家という 厄介な属性のヒロイン。道はまだまだ険しそうです。 Posted by ブクログ 瀬川藤子のレビューをもっと見る