ライナー・レフラーの作品一覧

「ライナー・レフラー」の「人形遣い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 人形遣い
    3.7
    1巻1,222円 (税込)
    ケルンで起きた連続猟奇殺人事件の被害者はいずれも腕や脚などの体の一部や内臓が失われていたため〈解体屋〉事件と名づけられた。捜査本部に呼ばれたのは、伝説的事件分析官アーベルと若き女性分析官クリストのふたり。アーベルは変わり者だが、きわめて有能、その分析手法は独特だった。まず遺体とふたりきりになり、遺体の声を聞くことから始めるのだ。クリストは戸惑い反発しながらも貪欲にすべてを学び取ろうとする。それぞれ心に傷を負った二人に相対する「人形遣い」と名乗る連続殺人犯とは何者か? ドイツミステリ界の大型新人デビュー作。
  • 人形遣い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドイツ発の警察物。事件分析官=プロファイラーが主人公となるが、決して万能ではない。・・・どころか、いささか偏屈な主人公のキャラがよく描かれている。パートーナーとのぎくしゃくした関係が徐々に固まっていく辺りはよくある横糸ではあるが、丁寧に描かれているので違和感はない。
    そして、人形遣いのキャラ、そして少しずつ犯人に肉薄していく過程がじっくりと描かれていて全く飽きることなくラストまで読めた。
    ドイツ物だと、セバスチャン・フィッツェックが有名だけど、このライナー・レフナーも完成度では引けを取らない。
    北欧物といい、次々と英米以外のミステリー作品が読めるようになったのは嬉しいけど、新作もしっかり出して

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    2016年03月24日
  • 人形遣い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【ネタバレ】ドイツ人著者によるドイツが舞台のサイコパスミステリー。Aと思わせておいてB、Bと思わせておいて・・・という鮮やかなどんでん返しには見事に騙されました。本国では続編も出版されているそうなので、この先が楽しみです。

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    2015年12月02日
  • 人形遣い

    Posted by ブクログ

    グロ耐性あるけどなかなかきつい描写も多い。
    プロットもシンプルやけどこれでいいと思う。キャラは個性あって尚いい。

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    2015年11月02日
  • 人形遣い

    Posted by ブクログ

    ドイツの作家「ライナー・レフラー」の長篇ミステリ作品『人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)(原題:Blutsommer)』を読みました。
    「フォルカー・クッチャー」の作品に続き、ドイツミステリです。

    -----story-------------
    有能だが変わり者の事件分析官「アーベル」と彼の助手となった、有能な女性刑事「ハンナ」は、解体され、内臓を抜かれた死体が次々と見つかるという猟奇的な連続殺人事件の真相に挑む。
    自ら「人形遣い」と名乗る犯人の正体とは?
    死体と2人だけになって、その声を聞くという変わり者の分析官「アーベル」と、彼に反発しながらも、貪欲に学び取りたいという姿

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    2024年01月04日
  • 人形遣い

    Posted by ブクログ

    ドイツのケルンで起こる連続猟奇殺人事件。被害者は老若男女を問わず、切り刻まれ、臓器の一部が抜き取られるなど惨たらしい仕打ちを受けています。心に傷を持つ気難しい刑事局の事件分析官アーベルは、この事件に手を焼いたケルンの刑事警察に招かれ、若い女性事件分析官クリストとともに、犯人との対決を繰り広げることに…

    主人公のアーベルは、風貌は冴えない中年男(ハンサムではあるようです)で、仕事(事件)に没頭するあまり家庭は崩壊。別の男と再婚している元妻には、子供にもなかなか会わせてもらえない有り様です。
    ヒーロー然とはしていませんが、それでも、仕事の腕は超一流で生きたまま伝説と化しつつあるほど。
    ラジオで犯

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    2015年12月25日

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