作品一覧 2017/08/18更新 量子論から科学する「見えない心の世界」 試し読み フォロー 量子論から解き明かす 神の心の発見 試し読み フォロー 量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 岸根卓郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 量子論から科学する「見えない心の世界」 心の文明とは何かを極める 岸根卓郎 驚愕の書である。たまたま書店で手にとって買い求めたが、量子論を元に、生命、心、あの世とこの世、更には神までも解き明かそうとしている。 量子論では、光(電子)が、粒子と波動の両方の性格を持つことから、同様に人も粒子(実体=肉体)と波動(命=心)を持っていると説く。物理のみならず、道教、佛教、東洋・西...続きを読む洋思想を網羅し、東洋の物心一元論こそ量子論と同一の考え方と私見を展開している。 これだけだとエセ新興宗教のようだが、著者は京大名誉教授で、量子論をわかりやすく説く力量は大したもの(これで量子論もバッチリ)。 電子が心を持つ(でなければ、人が心を持てるはずがない)は今ひとつ納得できなかったが、人が波動と考えれば、「積極的心構え」や「潜在意識」など、先人が唱えた心の波動が極めて重要ということが科学的に理解できる。 賛否両論あろうが、個人的には久しぶりに知的興奮を味わった。 Posted by ブクログ 量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」 物心二元論を超える究極の科学 岸根卓郎 とてもおもしろい 量子論の歴史から未来に向けて 具体的に実験の意味や工程や 論理が生まれるプロセスを種明かしされている 素粒子に見る量子論による 物心二元論を超える究極の科学で 三千年に及ぶブッダからの宇宙論についての情報や タオによる大自然の成り立ちについての情報などを 具体的な形として説明する...続きを読む 岸根さんの考えにほぼ納得できるが 宇宙意識を神の心としていることと 人間の意識だけが宇宙意識や 神の心に通じるとしていることには疑問を感じる 形あるもののすべてに意識があるとしながら 何故人間のみが選ばれ特権を得ているのか 神とは人間による創造物でしかなく むしろ人間間の権利獲得のために 特権を得るための架空の道具でしかないと思う 仏陀もイエスも自然界を解き明かしているだけで 神の存在を持ち出しているとは思えない 宗教組織が搾取のためにつくり出したのが神だあろう Posted by ブクログ 量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」 物心二元論を超える究極の科学 岸根卓郎 京大名誉教授だけど、言い回しがくどすぎるのと、根拠がない主張 最後の一文の亡き娘に会いたいという気持ち、の部分が一番の根拠ではないだろうか ・シュレーディンガーの波動関数は、猫の世界にかぎらず人間の世界についても、表の世界である生の世界のこの世と裏の世界である死の世界のあの世が共存していて、重なりあ...続きを読むっていて、しかも相補化していることを立証している。 ・この世に住む人間にとっては、生死の重なりあった複素数の世界の相補性の世界そのものを見ることは決してできず、生の世界しか体験できない ・この世が存在するかぎり、必ずあの世も存在する ・あの世とこの世はつながっていて、しかもあの世がこの世へ投影されている ・この世とあの世は、その境界領域において互いに干渉し合っている Posted by ブクログ 岸根卓郎のレビューをもっと見る