ユーザーレビュー 生き延びるための地震学入門 上大岡トメ / 上大岡アネ 地震が起こるメカニズムが大変分かりやすくすごく面白かった。 <メモ> 地震は海の地震と陸の地震の2種類がある。 海の地震は、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込み、陸のプレートも引っ張られた時にできるひずみが一気に解放されて起こる。 陸の地震は、海のプレートが陸のプレートに沈み込むと陸側に力が...続きを読む加わる。その力がかつて地震によってできたズレ(活断層)にひずみがたまり、ズレるのが地震。 緊急地震速報:P波はS波(大きい)より早い。P波で情報を得てあとからくるS波が来る前に揺れを予測する。 Posted by ブクログ 生き延びるための地震学入門 上大岡トメ / 上大岡アネ 3.11の地震の後、「今回の地震はなんでおきたの、予測できなかったの?」という誰もが疑問に思うことを素人が玄人に聞いた話。 イラストやマンガも入っているので、難しい話も簡単にわかるように工夫されてます。 首都直下型地震や3.11の余震もまだまだ警戒されているので、防災対策として一度読んでみることをオ...続きを読むススメします。 Posted by ブクログ 生き延びるための地震学入門 上大岡トメ / 上大岡アネ トメさんの素朴な疑問に、アネが答えるという構成で、素朴な疑問に答えつつ、イラストも添えてわかりやすく説明されている。 また参考文献やweb siteを提示して、読者が正しい知識を得ることを助けてくれる。 Posted by ブクログ 生き延びるための地震学入門 上大岡トメ / 上大岡アネ この本を読んで、改めて 分かったのは、地震は予知できないんだということ。分かっていたようでどこかで予知できるのではと期待していたので、悲しかった。でも、必要以上に恐れることなく、常に起きることを想定しながら暮らしていくしかないんだなとおもった。 Posted by ブクログ 生き延びるための地震学入門 上大岡トメ / 上大岡アネ この本は「キッパリ!」の著者上大岡トメが姉の上大岡アネ(京都大学大学院理学研究科准教授・地震学)に聞きたいことを聞きまくり、とことん判り易くマンガ化、図解したものです。妹の質問に姉が詳細に答えます。 「キッパリ!」などで有名な漫画家の上大岡トメさんが、京都大学で地震の研究をされているという実姉の...続きを読む上大岡アネとの対談や自身の漫画を通して『地震とは何か?』に始まり、地震発生のメカニズムや地球というものがどうなっているかなど、初心者が正しい知識を身につけるための入門書として、非常に面白い出来だと感じました。僕は高校時代、成績はからっきしでしたが地学を授業でとっていて、断片的に覚えていたことが『あぁ、これは確か高校のときに習ったっけなぁ』ということを上大岡アネさんの丁寧な解説を聞いて思い出しました。 一番覚えているのが断層に関するメカニズムを解説する箇所で、これは(うろ覚えですが)本当にケースバイケースで『なったときにしかわからない』ということをこれを書きながら思い出しております。最後のほうで上大岡アネ先生は『日本に住んでいる以上、地震というものは避けられない』ということをおっしゃっていて、さらにそのときに恐ろしいのが『人間の心』だという箇所にも、彼女が学者として以下に自分の研究に取り組んできたのだな、ということが本当によくわかりました。 さらに、彼女の解説を妹の上大岡トメさんがうまい具合に引き出してくれて、まったく地学のことを忘れた方も、ゼロから地震というものがどのようなメカニズムで発生しているのか?その概要を知るにはもってこいの一冊だと思われます。 Posted by ブクログ 上大岡アネのレビューをもっと見る