福田直子の作品一覧
「福田直子」の「デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義」「ドイツの犬はなぜ吠えない?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「福田直子」の「デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義」「ドイツの犬はなぜ吠えない?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
まだ読んでいる最中だが今年のザベスト確定。ポピュリズムの話かと思いきや、序章はビッグデータブローカーが節操なく暗躍する現代を的確に表現。
・ソーシャルメディア上では「すました自分」を見せがちで嘘がつかれることが多いが、検索は真実を語る。
・やっぱりアメリカはデータ産業への規制が緩い。Facebookに自分に関する情報を請求したら消去したはずの記録も含め拒否した友達リクエストなど膨大な行動記録が残っていた。人の繋がりの監視が実現してしまっている。
・しゃべるスマート人形「ケイラ」はいつも会話に待機しているため、周囲の会話が勝手にサーバーに送られていて、ハッキングされる可能性も高かった。シリは大丈
Posted by ブクログ
ツイッターやフェイスブック等のソーシャルメディアは、コミュニケートしたい人たちとだけ、コミュニケートする。字数も限られ、論理だった物言いではなく、決めつけ・生な感情の吐露が中心となる。自分の見たい現実だけを見ることが通常化し、事実かどうかより、あってほしい世界が大切にされる。エコーチェンバー現象。閉鎖的な空間でのコミュニケーションを繰り返すことにより、特定の信念が増幅または強化されていく。
パーソナリティに応じて、ニュアンスや広告のタイプを変える「個別化されたプロパガンダ」としてのマイクロターゲット広告。それが、SNSを事業とし、拡大し、既にTVを超える広告収入をもたらし、巨大産業化を可能