作品一覧 2022/08/12更新 子どもの文学 試し読み フォロー 旅する絵描き 試し読み フォロー はじまりの記憶 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 伊勢英子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 雨やどりはすべり台の下で 岡田淳 / 伊勢英子 私は、「ナマズの恩がえし」ーー園美の話が、一番好きです。 ナマズが、小・中・大の地震が起こせる事と、園美の願いが、ナマズと友達になりたい事に、びっくり Posted by ブクログ 旅する絵描き 伊勢英子 「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「絵描き」に続いて読みました。 これらは作り話ではなく、どれもが伊勢英子さんご本人の体験から湧き出てきた物語だったのですね。 絵本だけでは描き切れなかったルリユールおじさんの話が満載です。 どれだけルリユールおじさんに魅了されたかが伝わってきます。 最...続きを読む近出版された「旅する絵描き タブローの向こうへ」も読もうと思いますが、しばらく楽しみに取っておきます。 Posted by ブクログ 旅する絵描き 伊勢英子 (あっ…) と、心をつかまれた瞬間、 人は誰もが画家になっているんだと思う。 ただ、 そのときめきを白いキャンバスの上に描くだけの技量があるか、どうか。 それがある人は『絵描き』と呼ばれ、 形にも、言葉にもならない天使達を捉える使命を担っている。 本書の中の絵描きを、 私は良く知っている。 パ...続きを読むリを旅するその絵描きの心を捉えた天使達とは、 以前にも彼(?)の画集の中で見かけた様な気がするからだ。 古い窓越しに見たその風景。 美しい本が並べられたその奥で、 一心に本をかがっている白髪の老人。 アカシアの樹の絵、 三本足の黒い犬。 何を美しい、と感じるのかは、 人それぞれであるが、 私はこの絵描きさんが大好き。 久し振りに出会えてとても嬉しかった。 Posted by ブクログ 旅する絵描き 伊勢英子 10代の頃のパリへの憧れがまた強く胸に迫ってきてしまった。 サンジェルマンデプレを、セーヌ河岸を、カルチェラタンの街を歩くぼく。 Yよ、元気かい。と、まるでゴッホのテオへの手紙のようにつづった日記。完成された挿絵、スケッチ、エスキス、あの大きな木。いせひでこさんの絵本の世界が、こうした旅の中から...続きを読む生まれたんだと胸が熱くなる。 パリの美意識。ショパンは「フォルテッシモで悲しみを打つ」 Posted by ブクログ 旅する絵描き 伊勢英子 大好きな伊勢さんのエッセイ風物語。登場する主人公は男性の想定になっていますが、伊勢さんそのものでしょう。絵本になっていないスケッチも多数掲載されています。手紙の相手Yとは誰か? 伊勢さんはフランスの街並みを舞台に、多くの作品を描かれています。「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「あの路」こ...続きを読むれら作品の背景が旅人の物語として、絵本のシーンとともに描かれている。 伊勢さんを魅了したアカシアの木はどんな姿なのだろう。街角に佇む3本足は実際に伊勢さんが出会った存在なのだ。「にいさん」で描かれるゴッホの暮らした世界もそこかしこに見えてきます。 Relieurおじさんから言われた「いつか君もここで展覧会をやりたまえ」、この言葉通りに伊勢さんは、柳田邦男の企画協力で絵本の作品展を開催している。 絵本の創作過程を描いた「Pocess」も素晴らしかったが、本書もまた別角度で創作過程の心象に触れることができ大変面白い。一度はフランスを旅してみたいなあ。アカシアの木はずっと待っていてくれるだろう。 Posted by ブクログ 伊勢英子のレビューをもっと見る