作品一覧

  • 江戸の砲術師たち
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一五四三年、鉄炮はポルトガル人により日本に伝えられた。戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。
  • 真説 鉄砲伝来
    3.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄砲は天文十二年(一五四三)、種子島に漂着したポルトガル人によって伝えられた-。これが明治以来百年にわたって説かれてきた通説である。しかし、周囲をすべて海に囲まれた日本列島の、ただ一点だけからもたらされたという話に、ほんとうに現実味があるのだろうか?多元的な伝来の真実を明らかにし、戦国の鉄砲史を刷新する刺激的な論考。
  • 江戸の砲術師たち

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    江戸時代に400もの流派が林立した炮術武芸。関流炮術を中心にその興亡を描く江戸詰炮術師範代々記。
    本書では関流炮術の誕生から隆盛が描かれており、帯にある興亡の亡は書かれていない。
    大筒を得意とした関流がどのように幕末を迎える事になるのか興味深いものがある。
    土浦藩士として、役を勤めながら、炮術師範として、全国から門人が集まってくる。その特異性は面白い。横の広がりだけでなく、世襲による縦のつながりにも強いものがある。
    現代の日本てば失われつつある家業。江戸時代というものを考えさせられる。

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    2012年01月03日
  • 真説 鉄砲伝来

    Posted by ブクログ

    鉄砲は天文十二年、種子島に漂着したポルトガル人によって伝えられた。明治以来の通説を検証し多元的な伝来の真実を明らかにし戦国の鉄砲史を刷新する刺激的な論考。

    通説の根拠は「鉄炮記」という書物にあるという。著者はこの書物が伝来から約60年後に功績を称えるために書かれたものであり、史料的価値が高いとは言えないという。
    著者は当時、交易が盛んであった事から、種子島以外の地にも鉄炮が伝来するのがごく自然だと説く。
    著者の論考は確かに成る程と思わせられるのだが、通説に比べインバクトには欠ける。まあ、真実はそれほどに劇的ではないのかもしれない。

    タイトルの鉄砲伝来を扱ったのは4分の1程度であり、

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    2011年08月16日
  • 江戸の砲術師たち

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    一五四三年、鉄炮はポルトガル人により日本に伝えられた。
    戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。
    江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。
    炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。

    [ 目次 ]
    第1章 関流炮術の誕生
    第2章 炮術思想の多様性と再編
    第3章 炮術武芸者像の創出
    第4章 大筒町打の継承と故実
    第5章 流祖之信の遺産
    第6章 関流炮術の門人帳の復元
    第7章 大筒の鋳造と鍛造

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    2011年05月29日

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