現場を自分の目でみることが状況を理解するには一番の近道というのを地で行った感じのレポート。
日本で見るニュース、報道では伝わってこない問題点がパレスチナ現地の生々しい生活から伝わってくる。
どんなに紛争に巻き込まれても常に笑顔でいるタフさには感服した。
「UNRWAとイスラエルの協定により国際
...続きを読む的な援助のもとに運営している学校などはイスラエルは攻撃しないと定めているが、イスラエルは爆撃した。これに対してフランスはイスラエルに対して請求書を送るといっているのに対して、一番援助している日本の政府はこういうことに抗議しないのか?」という現地の人の指摘には同じ日本人として恥かしくもなる。
パレスチナのインティファーダは「進行を受けて壁に大きな穴が開き外から丸見えの部屋で人々はコーヒーを飲みながら家族や友達との過ごす穏やかな時間を楽しんでいる 普段通りの暮らしを続けること」
そこには決してあきらめているわけではなく、ただ人間として平和に暮らしたいという思いがあった。