作品一覧
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3.41週間6日、1日14時間働いても終わらない。スケジュール、人員、予算は半分。どう分析しても50%以上失敗することがわかっている。明らかに無謀――それが、「デスマーチ・プロジェクト」。 巨匠エドワード・ヨードンが、1996年に発表し業界に衝撃を与えた名著『デスマーチ』の第2版。「失敗プロジェクト」の代名詞となり、現在も減ることのないデスマーチ・プロジェクトについて、発生のメカニズム、いかにすればそこから“生還”できるかを鋭く説いていきます。 エクストリーム・プログラミング、システム・ダイナミックス、クリティカルチェーンなどの話を織り交ぜながらプロジェクト・マネジメントについて独自の視点を展開します。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ書いていることは事実をある視点で記述しているのだと思います。
解決策は、それぞれの現場で違うので、自分達で考えるしかありません。
現場の感触としては、能力のある人間にやる気を与えて仕事をした結果を、
どうお金に変えるかの手腕が経営者や営業にあるかだと思っています。
そういう手腕のある人でも、手腕があるが故に、仕事量が10倍、100倍になったときに、対応方法を誤ることがあるように思います。
万能の解決策はないということではないでしょうか。
少なくとも、
1 有能な技術者を組織する(やる気にさせる)
2 お金を支払う顧客を捜してくる
の2つができれば、大丈夫なのではないで -
Posted by ブクログ
現在、デスマーチ案件に関わっているので、なにかしらのヒントを求めて買ってみた。
この本を読んでわかったことは、デスマーチはたまたま発生するのではなく、ほぼ恒常的に発生するということ。そ
今までは、管理者の管理能力不足だけがデスマーチ発生の原因と思っていたけど、プロジェクトの内部や外部を問わず、政治的な要因が大きく関わっているのがわかった。
本書では、デスマーチ発生に至るまでの過程を分析し原因を解き明かしている。そして、デスマーチに対して、どう接していけばいいかを説明している。
デスマーチ解決法という内容ではないが、共感できる部分が多い。
この本で、おおよその原因を知っておけば、デスマーチ -
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Posted by ブクログ
PMP資格更新に向けて読みました。
個人メモ用にですが、ざっくり要約すると下記の感じかと思いました。
・デスマーチプロジェクトは多種多様あるが、結局無理な納期やスケジュールのプロジェクト
・デスマーチプロジェクトに対する最も効果的な対処はトリアージする事
・もちろん状況によるが、新しいツールや手法を導入するより使い慣れたツールや手法をうまく活用する方が効果的
・デスマーチプロジェクトはどれだけ時代が進んでも無くならない
少しクセがある文章のため、所々流し読みした箇所もあります。読書の時間がとれず細切れに読んでいたため理解しきれていないと感じる箇所もままありました。できるのであればしっかりと時