2009年に現役を引退された、杉山愛選手のお母さんの著書になります。
元は論文とだけあって、話の流れが非常にわかりやすかったです。
- 大事なのは、勝つことではなく楽しむこと
トップアスリートの親でありコーチでもあった方の言葉としては意外にも感じますが、
本文を読み解いてみると、とても納得のい
...続きを読むく言葉です。
- 親が親の意思やエゴで子供に何かを強いても、いいことは一つもありません。
始めるきっかけは強制だとしても、"続ける"には本人の意思が何より大事、
わかっていそうで結構はまってしまいそうで、実際にもそういったケースが多いそうです。
- 「誰かのために」があってこそ頑張れる
- 話し方さえ工夫すれば、子供はたいていの話は理解してくれます。
何も子供を育てることに限らず、必要な素質だと思いました。
自分で選び取ったからこそ頑張れるし、周囲とも調和できていくのでしょう。
興味深かったのは、杉山さんだけではなく、石川遼選手、宮里藍選手、錦織圭選手のご家庭も、
同じような考え方で共通項が多く見いだせた、という点でしょうか。
ん、"子供の可能性"は様々に模索していきたいと、あらためて実感しました。