作品一覧 2019/04/23更新 シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む 試し読み フォロー スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 中村滋の作品をすべて見る
ユーザーレビュー シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む 室井和男 / 中村滋 シュメール語とかアッカド語って独学で学べるものなんですね…予備校の数学教師が古代の粘土板を初めて解読させていってるってもっと注目されてもよいのでは… 紀元前2400年頃ですでにここまで文明を発達させていたとは、シュメール文明は驚きに満ち溢れている。60進法を使っていたのは有名だが、ゼロの概念より以前...続きを読むに位取り法が発達し、円の面積の計算まで実用化されていたとは… 360°をベースにした角度もシュメール起源、最初期の文明ですでにここまで数学が進んでいたのはすごいことだ Posted by ブクログ シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む 室井和男 / 中村滋 楔形文字の原典から、数式を導けるとは! 流石。すごいの一言。 ・シュメール人は60進法を主に用いていた ・シュメール人は素因数分解ができていた ・シュメール人は自然数7を特別視した(神秘数) ・シュメール人は複利計算ができていた など Posted by ブクログ シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む 室井和男 / 中村滋 古代の数学文化について、なるべく数式などは使わずに解説されているので、すごくわかりやすいです。 粘土板の文字すべては解説されていないので、そういう部分も含めて全部読むにはこの本だけではダメですね。 Posted by ブクログ スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える 中村滋 ユーザー・オリエンテッドの新しいメディアとは? 情報に満ち溢れた現代、人々は洗濯的になり従来の方法ではモノを売ることはできない。そのためにどうすればいいのか? そんな話。興味深かった。 ただ、ちょっと「ログからじゃ大したことわからない」って部分はいかがなものかと思った。 (同じことをレビューに書いて...続きを読むいる方がいらっしゃった) Posted by ブクログ スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える 中村滋 「スマートメディア」という考え方は、 一周して情報の在り方の根源に回帰しているものだと感じた。 技術や流通が整備される前はマスは存在せず、書物は手で書いた部数しか存在しなかった。後にマスメディアを通じて多くの人が知り得た著名な作家であっても当時はごく一部のコミュニティの中の存在。 人々は身近なとこ...続きを読むろから知り得る情報から取捨選択すれば良かったし、余計な情報は入って来なかった。 もちろん当時と環境は違うものの、マスを拒めば、自分の必要な情報をある特定のコミュニティの範囲内で取り込むことになる。 それは、ある意味、技術や流通が整う前の状態に近いのではと感じる。 ただ決定的な違いはそれがローカルなコミュニティではなく、 ジャンルがニッチであってもグローバルなコミュニティであることだ。 メディアが統合されていくという視点に共感した。 従来のマスメディアが落ち込んできたのは、多様化、細分化。 その辺りは世に言われていることだ。 以下のようにうまく整理されている。 <人々の嗜好> * 雑から単へ * 面白くなければ、趣味に合わなければいらない。 * 欲しい時に欲しい分だけ。 インターネットの弱点として、 膨大な情報から欲しい情報に出会うのは至難の技となっている。 という指摘は正しい。 ただ、P140あたりからのくだりについては残念だ。 コンピューターのログに関する記述には勘違いというか、 恐らく知らないが故の意見がある。 行動履歴からのレコメンデーション機能をご存知ないようだ。 個人の嗜好に合わせたレコメンデーションについては、 ネットで全て出来るとは思わないが、近いことは出来るだろう。 物理的な場所の移動を必要としないので、時間の節約が最大のメリットだ。ただ、五感で感じることが出来ないので、それは最大のデメリットとなる。 雑誌の目次やテレビ番組表はなくとも良いが、ナビゲーションが必要。 ユーザビリティは結局そこに行き着く。 スマートフォンのくだりは諸手を挙げて賛成とはいかない。 都市部と地方では情報の必要度に違いがある。 スマートフォンは都市部では便利だが、 地方(車社会)では特に必要としない。 電話機能があれば十分。 リビングにおけるスマートパッドは全国共通の捉え方が出来るだろう。 総じて、的が得られている本。 Posted by ブクログ 中村滋のレビューをもっと見る