作品一覧 2024/05/10更新 文藝春秋 NEW 試し読み フォロー 科学以前の心 試し読み フォロー 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』 試し読み フォロー コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線 試し読み フォロー 最後の講義 完全版 福岡伸一 試し読み フォロー スタディサプリ三賢人の学問探究ノート 試し読み フォロー Transforming our world : 世界を変える ―エコシステム資本主義を目指して 試し読み フォロー ポストコロナの生命哲学 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 福岡伸一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 最後の講義 完全版 福岡伸一 福岡伸一 既に『動的平衡』を読んでおり、かつNHKで放送された同タイトルを視聴済みであるので、福岡先生の提唱されている内容の復習、として読んだ。NHKの放送でお話しされたことが実に鮮やかで、印象に残るものばかりだったので文字として読めて嬉しい限りだ。 『生命とは動的平衡な流れである』。機械的に組織の中の部品の...続きを読むように見るべきではなく、生命とは絶妙なバランスの上で成り立っている。一見哲学のような表現であるが、解説を聞くといかに生命というのは奥深いものだと感嘆させられる。 フェルメールのエピソードはNHKの番組にはなかったように思う。講義を聞いた人たちの質疑応答の鋭さ、また的確に回答する福岡先生。最後まで、なるほどと思うことばかりだった。 Posted by ブクログ 最後の講義 完全版 福岡伸一 福岡伸一 既に『動的平衡』を読んでおり、かつNHKで放送された同タイトルを視聴済みであるので、福岡先生の提唱されている内容の復習、として読んだ。NHKの放送でお話しされたことが実に鮮やかで、印象に残るものばかりだったので文字として読めて嬉しい限りだ。 『生命とは動的平衡な流れである』。機械的に組織の中の部品の...続きを読むように見るべきではなく、生命とは絶妙なバランスの上で成り立っている。一見哲学のような表現であるが、解説を聞くといかに生命というのは奥深いものだと感嘆させられる。 フェルメールのエピソードはNHKの番組にはなかったように思う。講義を聞いた人たちの質疑応答の鋭さ、また的確に回答する福岡先生。最後まで、なるほどと思うことばかりだった。 Posted by ブクログ スタディサプリ三賢人の学問探究ノート(1)人間を究める 松尾豊 / 長谷川眞理子 / 廣野由美子 / スタディサプリ進路 廣野由美子の本を探していたら本書に出会った。 この人は、100分DE名著のシャーロック・ホームズ スペシャルに出演していた。で関心を持ったのだ。 京都大学から神戸大学大学院に進んだ経緯が詳しく書かれていて興味深かった。 本書は、YAヤングアダルト向けの内容だ。 儲けものだったのは、松尾豊の生い立...続きを読むちが読めた事だ。 またディープラーニングに関しての記載があったことだ。 AIに関して漠然と何か凄いものだ。人の仕事が奪われる。 岸田首相が漠然とデジタル社会の構築とか言うけど、アバウトで言ってる本人が分かってるのか。 短い文章ではあるが、人工知能に関して分かりやすい切り口で書かれているので、一読の価値は十分にある。 知的好奇心を満たしてくれてので、⭐️4つにしてたけど、 5つにした。 Posted by ブクログ 最後の講義 完全版 福岡伸一 福岡伸一 福岡伸一先生の本は何冊か読んだが、その中でもこの本には、先生が今までの人生で見出した生物学等の学問に対する考え、芸術や生命そのものに対する哲学が凝縮されていて、とても心に残った。 「生命とは機械ではなく、動的平衡なもの」 何回も目にしたワードだけど、やはりハッとする。 ベルクソンの弧のパートの考え方...続きを読むもとても面白い。 第3章に関して医療に携わる立場としては、脳死による移植など機械論的な考えに基づく医療行為が資本主義的なものであるというくだりはそのまま受け入れることは難しかったが、「本来草食動物である乳牛を人工的に肉食動物にした」という言葉はとても印象的。地球全体の動的平衡を崩すことの弊害を考えさせられた。 また、少年時代の福岡先生のレーウェンフック、フェルメールとの出会い、研究で壁にぶつかった時にシェーンハイマーの言葉によって動的平衡のコンセプトを得たことなど、先生の歩んできた学問の道の中にターニングポイントとなる先人達の存在があったというのがとても興味深かった。 Posted by ブクログ 最後の講義 完全版 福岡伸一 福岡伸一 福岡伸一先生の本は何冊か読んだが、その中でもこの本には、先生が今までの人生で見出した生物学等の学問に対する考え、芸術や生命そのものに対する哲学が凝縮されていて、とても心に残った。 「生命とは機械ではなく、動的平衡なもの」 何回も目にしたワードだけど、やはりハッとする。 ベルクソンの弧のパートの考え方...続きを読むもとても面白い。 第3章に関して医療に携わる立場としては、脳死による移植など機械論的な考えに基づく医療行為が資本主義的なものであるというくだりはそのまま受け入れることは難しかったが、「本来草食動物である乳牛を人工的に肉食動物にした」という言葉はとても印象的。地球全体の動的平衡を崩すことの弊害を考えさせられた。 また、少年時代の福岡先生のレーウェンフック、フェルメールとの出会い、研究で壁にぶつかった時にシェーンハイマーの言葉によって動的平衡のコンセプトを得たことなど、先生の歩んできた学問の道の中にターニングポイントとなる先人達の存在があったというのがとても興味深かった。 Posted by ブクログ 福岡伸一のレビューをもっと見る