p35 女が喜んでいるのは、そこに込められた、どれだけ自分のことを考えてくれたのかという「想い」
p39 行動と言葉、両方欲しいのが女というもの
p49 要は自分のためにもったいないことをして欲しい。「自由奔放さへの憧れ」
p54 男子はアンニュイであるべし。「わかってあげられるのは、私だけ」。『日
...続きを読む出処の天子』の厩戸皇子のようにヒーローがぐずぐず悩んでくれると、「かわいそう」とか「なんとかしてあげたい」とか、簡単に感情移入することができるので、読みやすいのだ。
P64 「男を好きになる理由は、決して財力じゃないの」という建前ではあるのだが、「でも金持ちだったら嬉しいな」と心から、心底、心から想っているのだ。
p82 少女漫画は、たいした出来事もなく、「そこでどう思ったか」とか「なにを考えたか」なんて話。
P87 「女の前と男の前では態度が違う女」。つまりビッチがどれだけビッチかということでドラマの面白さが決まるということですね。
p95 この男は自分が捨てた以上のものをくれるのだろうか。
P106 自分のために地位を上げてほしい。(源氏物語の夕霧みたいってことだね)
p112 ニョロっと欲情しつつも、そこでストップしていただくのは、極上の女萌えなのである。
p115 女は、強引な男に弱い。本当に頼れそうな人から「俺についてこい」とか言われたら、その場で荷物をまとめて支度をしてしまいそうだ。
P128 少女漫画の男性キャラが悪魔だの妖怪だのっていう場合は、主人公のために力を使う設定。
P130 「つけ回しているうちに、好きになっちゃった」が女としては萌えなのである。自分の中身に惚れて欲しい女としては、そここそが萌えなのである。
P144 緊迫感や仕方ない感の上で、男女のふれあいに萌える。
P153 「実は血縁」という別れネタは、ドラマチックな上に傷も浅いという、大変便利な展開。
P168 生まれ持っているものではなく、自分の努力により手に入れたものを評価してくれるというのは、女にとって激しく誇りだ。
P172 「いいな」と思う男性像というのは、見た目ではなく、「自分をどれだけ理解してくれるか」ということなのである。女が男性に求めるのは、見た目の良さではなく、何かの能力でもなく、「自分への理解」なのだ。
P177 自分を根底から否定されて初めて、人は真摯に自分の欠点と向かい合って成長しようとする。(ケンカ指摘だね!)
P207 ”素直”はすべての欠点を覆い隠す そして男の”弱さ”に女は萌える