中身はとても平易だが(marketoのpdfで十分)、分かりやすい1冊!
リードが店頭に訪れたり営業担当者に連絡を取ったりする「明示的」な行動に移るまでの段階に、デジタルチャネルにおける情報収集のような「潜在的」な行動がある
リードジェネレーションの対象となる商材の特性を考慮しながら、「予算」「
...続きを読む決裁権」「必要性」「導入時期」(BANT)といった登録をしてもらう項目を検討する必要がある。
クレンジングのために、まずはキャンペーンなどのお知らせでメールを送信し、すでにメールアドレスが存在しないようなリードを削除する。残りの生きているリードに対して、応募時に属性情報に変更があれば、アップデートしてもらうことで、リードの有効性を洗い出す。
ペルソナの把握方法には、いくつかある。既存客の情報からペルソナを導く、営業担当者に顧客像をヒアリングしてペルソナを形成する。
カスタマージャーニーマップは、正式なものはない。時間軸にしたがって、行動、気持ちのほか、モチベーション、施策といった項目で、それぞれの内容を記載していく。
チャネルは多岐にわたる。Webサイト、メール、スマホアプリ、DM、展示会、セミナー、テレビ、雑誌、新聞、ラジオ、PR、コールセンター、など。
スコアリングは大きく3つに大別できる。
①属性=性別、年齢、居住地、社内の立場、など
②行動=メールの開封、webページの閲覧、展示会などへの来場
③時間=どのような時間軸で行動を起こしたか
ファネル
【なんでもないファネル】
Potential Lead:潜在顧客、認知していない
Anonymous Lead:KJは取得できてないがブラウザーCookieを取得
【マーケティングファネル】
Marketing Lead:マーケ活動により取得したすべてのKJデータ
Marketing Accepted Lead:競合やパートナー企業などを除いたターゲット
Marketing Qualified Lead:属性/直近の行動内容・情報から見込みが高いと判断したターゲット
【営業ファネル】
Sales Accepted Lead:営業活動に達するターゲット
Sales Qualified Lead:一次訪問を行い選別されたターゲット
Proposal Closing:二次提案/クロージング
~認知~
①メルマガや広告
✔メルマガの開封率→タイトル案改善
✔メルマガ内URLのクリック率→コンテンツ改善
②ランディングページ(LP)
✔LP訪問者数
✔滞在時間
✔閲覧ページ数(PV)
→構成、ボタン配置、コンテンツなどサイトの見直し
→SNS、TWでの露出
~検討~
③資料のDL、お問い合わせ
✔コンバージョン率(CVR)
✔サイト回遊履歴
✔顧客属性/エリア
→DL、問い合わせ後のフロー見直し
④商談
✔購買意欲の高い顧客属性/エリア/成約率
✔購買意欲の低い顧客属性/エリア/成約率
→各セグメントへのアプローチ方法の設計
⑤お見積り
✔見積もり依頼数/成約数/成約に至ったお客様の属性
→アフターフォローの見直し
→インセンティブの見直し
→顧客属性に基づくセグメント設定とアプローチ設計
※マルケトの資料
marketo資料
・明示的スコアリングは、見込客が皆さまに伝える情報、あるいは皆さまの手で特定可能な情報に基づいています。
間接的スコアリングは、オンライン行動など、見込客の観察、あるいはデータに基づく推測により得られた情報に基づいています。
・多くの専門家は「シングルオプトイン」のアプローチをもう一歩先に進めて、登録フォームにチェックボックスを
追加させ、メールで追加情報を配信するための明確なパーミッションを取得することを推奨しています。
皆さまが提供するナーチャリング向けコンテンツが有する価値がしっかりと伝わることで、見込客は、単に販促資料が
送られてくるわけではないと認識するようになります。
ちなみに二重のオプトインが一番よく、それはこれから関係構築が始まるためである。
パーミッションはコンテンツの品質以上に、何よりも優先して考慮されるべきものである。
・ナーチャリングのアプローチを綿密にチューニングすることは、多くの場合、見込客にどんな情報が欲しいのかを
直接聴くことと同じくらい簡単なこと。
1.こちらからの連絡頻度はどれくらいがお好み?
2.どのタイプの連絡方法がお好み?(メール、DM、電話?)
3.関心事は?
・見込客が皆さんの製品もしくはソリューションを購入する上で進行していく各ステージを定義することを勧めます。
・早期の認知ステージでは、教育的なコンテンツが効果的です。これらのコンテンツを利用して、
ひたすら相手を教育し、ベストプラクティスを共有していきます。
業種に由来するコンテンツは、ソリューションを検索し始めた見込客に大きな効果があります。
ソリューションに由来する、また起業にフォーカスを置いた情報資料は、アクティブな購買サイクルに
エンゲージメントした見込客に適切なコンテンツです。
見込客と実際のコミュニケーションに使用するコンテンツもしくは対話内容は、リードナーチャリングにおいて
考慮すべき重要事柄です、まずはHTMLメールにを使用してリードを育て、その後でよりパーソナルなテキストのみメールを使用して
営業部よりフォローアップを行いましょう。
・リードナーチャリングの成功要因は、適切なコミュニケーション頻度です。極めて一般的な基準としては、
1回/W以上は頻度が高すぎで、1回/Mは低すぎです。
皆さまから送信されるコンテンツがセールス目的のものではなく、より教育的な内容であるなら、電話ほど煩わしい
印象を相手に与えません。
3ヶ月など、逆算でコミュニケーションの流れをくんでみましょう。
特に後半になるにつれて、連絡の頻度は高くなるのが基本です!