作品一覧

  • 探偵は孤高の道を
    4.5
    1巻1,222円 (税込)
    2011年1月。サンフランシスコの私立探偵クレア・デウィットは、ギタリストのポールが殺されたのを知る。彼はかつてクレアの恋人だったが、別の女性と結婚していた。ポールは自宅の居間で銃殺されており、膨大なギターのコレクションのうち、5本がなくなっていた。犯人は貴重なギターを狙って盗みに入ったのだろうか。クレアは自力で犯人を明らかにすべく調査を開始する。想いを残したまま別れた相手が殺害され、懸命に真実を追うクレア。謎を解くことで、誰かを救えるのか。『探偵は壊れた街で』で鮮烈な印象を残した女探偵の新たな苦闘!/解説=久美沙織
  • 探偵は壊れた街で
    3.8
    1巻1,222円 (税込)
    クレア・デウィットはただの女探偵ではない。独特の探偵術を駆使し、巧みに銃を扱い、師と仰ぐ探偵たちの教えを守り困難な調査でも諦めずに事実を追う。2007年、ハリケーンの傷痕が未だ残るニューオーリンズで、クレアは失踪した地方検事補の捜索を依頼される。洪水で死んだと思われる一方で、嵐のあとに姿を見た者もおり、経緯がわからない。真実によって誰かが傷つくこともある。しかし探偵にできるのは、謎を解決し先に進むことだけだ。変わり者で偏屈、そして最高にクールな女性私立探偵を描く、マカヴィティ賞最優秀長篇賞受賞作。
  • 探偵は壊れた街で

    Posted by ブクログ

    風変わりな女探偵の話。
    ハリケーンの傷跡も生々しいニューオリンズが舞台。

    クレア・デウィットは、10年ぶりにニューオリンズに戻ってきました。
    洪水で死んだとされた地方検事補の男性が、実は生きているかもしれないと、調査を依頼されたのです。

    世界一の探偵を名乗るクレアの探偵術は独特で、勘を研ぎ澄ませ、暗示を解いていくことと、実力行使の双方を使うもの。
    ‥ええ?と驚く不可思議なムードが漂う展開。
    ユニークな捜査方法を指南してくれた恩師の女性もまたユニーク。
    この街には恩師の知己も多かったのです。

    ニューオーリンズの犯罪発生率の高さと事件の解決率の低さは、日本人の想像を絶するもの。
    危険な街を行

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    2016年10月05日
  • 探偵は孤高の道を

    Posted by ブクログ

    正当の真逆でなかなか読ませる、次作でどう着地するか見もの。
    別で、解説の方の想いは理解できるが、活字としての日本語としてはいただけないかな。

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    2016年07月15日
  • 探偵は壊れた街で

    Posted by ブクログ

    タイトルから探偵モノ期待して手に取ると人によっては違和感があるかも。作者なりに書きたかったニューオリンズの社会、自然災害後の様子、人生への対峙の仕方のひとつを小説にした感じ。

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    2015年07月11日
  • 探偵は壊れた街で

    Posted by ブクログ

    聞いていた以上にスピリチュアル。
    こういうの苦手なんだよ。
    装画と我が道をずんずん行く女探偵は好みなんだけどな。

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    2015年07月01日

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