広瀬順弘の作品一覧

「広瀬順弘」の「霊応ゲーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 霊応ゲーム
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    1954年、イギリスの名門パブリック・スクールで学ぶ14歳の気弱な少年ジョナサンは、同級生ばかりか教師にまでいじめられ、つらい日々を送っていた。しかしある時から、クラスで一目置かれる一匹狼のリチャードと仲良くなる。二人が親密になるにつれ、ジョナサンをいじめる悪童グループの仲間が一人、また一人と不可解な事件や事故に巻き込まれていく……彼らにいったい何が? 少年たちの歪んだ心を巧みに描いた幻の傑作。「復刊ドットコム」で絶大な支持を得た傑作サスペンス、待望の文庫化!
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    良すぎだろ
    ああ良すぎだろ
    良すぎだろ
    オタク心の俳句
    ディオジョナっぽいと話題だったらしい一冊。確かにリチャードの異常な執着はもう、自分としては悪役(と言ってもいいのかな?)に求めるものの理想である。

    0
    2022年06月07日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    ・面白かった所
    リチャードのジョナサンに対する執着
    物語中盤からの歯車が狂い始めるところ
    付箋回収
    最後のモヤモヤもいろいろ考察のしがいがあって好きです

    ・こういう人にオススメ
    当時「ジョジョの奇妙な冒険第1部のディオとジョナサンみたい」と騒がれていたのでこのお2人が好きな方はハマると思います
    ヤンデレ・依存・双子・英国のパブリックスクール、この辺りが好きな方にもオススメです

    何度も読み返したくなる作品です(*^^*)

    0
    2020年07月20日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「きみに手出しするやつはだれだって、このぼくが殺してやるからな」

    一日一度声に出して読みたい帯文。
    もう冒頭から引き込まれまくり。
    何より、登場人物の背景がそれぞれ詳述されていて、誰も彼も一筋縄ではいかない。
    大人だろうと子供だろうと、容赦なく襲う理不尽と虚無、そして孤独。

    そんなそれぞれの心のほころびに、リチャードとジョナサンの結びつきが入り込んでしまった。何たる悲劇。

    リチャードがもっと魅力のない少年だったらよかったんだよね!!そうしたらきっと、ジョナサンもジェームズもここまで彼に入れ込まなかったと思うんだ(腐目線の感想)。

    もう、リチャードがジョナサンにロックオンしてからの恐ろし

    0
    2019年03月23日
  • 霊応ゲーム

    購入済み

    解説がありません!

    最高でした。これぞ求めていたものです。2人の結末も私はこれも一つの解だと思いました。

    さて、注意として電子書籍には愛溢れる解説部が入っていません。本編だけ読めればいいという方には関係ない部分ですがなかなかおもしろい解説なので読みたい方は文庫版を買うことをおすすめします

    0
    2018年11月09日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    次から次へと訪れる不幸の嵐に目を背けたくなりながらも、続きが気になりどんどん読み進めてしまった作品でした。
    リチャードたちが霊応盤を使うことでたくさんの不幸が訪れますが、一から不幸が作られたのではなく、元々あった人間関係の綻びや昔からの癖などが原因で不幸が起こっていくところが本作の魅力だと思います。

    頭の回転が良く、誰も恐れない孤高の美少年という存在は、やはり魅力的です。私もジョナサンの立場だったらリチャードに惹かれてしまっただろうなぁと思います。
    ただこの2人には、全寮制男子校が舞台の作品にありがちな、性的結びつきや恋愛関係は一切なく、新鮮でした。

    0
    2016年10月30日

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