作品一覧 2021/06/10更新 IDOLY PRIDE Beginning of Lodestar 完結 試し読み フォロー 一ナノ秒のリリス 試し読み フォロー 死に至る恋は嘘から始まる(新潮文庫nex) 試し読み フォロー 闇弾の少女と殺さない暗殺者 -ミッドナイト・バレット- 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 瀬尾順の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 死に至る恋は嘘から始まる(新潮文庫nex) 瀬尾順 読み終えてからもう一度プロローグを読んで全てのピースがはまる感覚をおぼえました。伏線が多くあって読みがいがありましたが、主人公の心情の変化の描写が少なかったと感じました。読みやすかったです。 Posted by ブクログ IDOLY PRIDE Beginning of Lodestar 1 ProjectIDOLYPRIDE / 浅見百合子 / 瀬尾順 アニメの第一話を見た際には「隣の席だったから」なんて曖昧な理由で牧野がマネージャーを続ける動機が理解しきれなかったのだけど、本作を読むことで牧野がマネージャーをやる理由が納得できるようになっているね 牧野は早い段階から長瀬麻奈の歌に魅せられていた訳だ また、麻奈の方も牧野を選んだ理由がそれなりに推測...続きを読むできる形になっているのは良かったな 本作を見るに麻奈はアイドルをやろうと思い始める以前から牧野に視線を向けていた事が判るのだけど、一方で牧野の存在が麻奈にアイドルをやりたいという決定的な動機を与えているんだよね アイドルに興味は無いと言ったのにLizNoirに夢中になり、「長瀬は歌 好きだろ?」と彼女の中にあった感情を明確にした それらは麻奈にアイドルとしてステージで歌う動機を与えるもの。だから麻奈は傍で自分を支え続ける人間として牧野を欲したんだろうね その後から始まる物語は必然的に麻奈と牧野の二人によるアイドル道を駆け上がる物語となる 才能に秀でながらも研鑽を止めない麻奈の姿は牧野にマネージャーとしてもっと頑張らないと、との想いを抱かせる 麻奈が羽ばたけるようにと彼女にステージを与えた牧野の存在は麻奈の歌をより力強いものにする 麻奈は素晴らしい才能を持っているけど、きっと麻奈だけではあの高みに上り詰めることは出来なかったのだろうと思わせるには充分過ぎる内容 ここから麻奈がどのようにして「星降る奇跡」と呼ばれることになるのか、そして麻奈を支える存在だった牧野がどうして麻奈が居なくなった後も星見プロに残り続けることになったのか。 いずれ本編に至る物語がこれからどう展開していくのか気になってしまうね Posted by ブクログ 一ナノ秒のリリス 瀬尾順 / 風見春樹 上手いんだけどねぇ 作風は好きな分類。 ただ、ところどころで知識不足を否めない表現が目立った。 PCゲームのシナリオを書く事を生業としてるらしいので、文章を作るのが上手いのは解る。 でも、舞台を現代日本とするのなら矛盾や違和感を覚える設定に気付くべき。 その部分だけ減点しました。 多分、作者も編集も気付いていないんだろ...続きを読むうな?っと。 ※2015年時点だと、地方で「区」を使えるのは政令指定都市だけなので、市=区 の様な表記は有り得ない。 nanjyo 一ナノ秒のリリス 瀬尾順 / 風見春樹 1冊。争いと貧困の国の少女の叫びが胸を打ちました。"世界の平和"の為に利用され戦闘マシーンとなったリリス。そして"世界の平和"は"誰かに都合の良い[平和]"です。そんな"誰か"のために犠牲になるリリスがかわいそうでした。 Posted by ブクログ IDOLY PRIDE Beginning of Lodestar 2 ProjectIDOLYPRIDE / 浅見百合子 / 瀬尾順 アニメの第一話で描かれた要素を2巻掛けてじっくり描いた本作。どういうオチになるのか判った上で読む事になっただけに、そのオチに辿り着くまでの物語をどう描くのかという点に焦点が当てられていたように思う IDOLY PRIDEコンテンツの根底をなす物語となるだけに長瀬麻奈という少女が起こした奇跡がどのよう...続きを読むなものになるのか注目して読んでいたのだけど、納得できる作品となっていたかな 星見まつりの伝説から始まるこの巻、あの伝説自体は偶然が重なったものだけど、一方でその偶然は麻奈がステージに立つ決断をしなければ導き出せなかったもの いわば麻奈のステージへの執念が伝説の土台となった 土砂降りの雨の中だろうとファンを大事にして奇跡を起こした麻奈だから、自分の身体よりもステージを優先してしまう そして彼女の傍にいる牧野も麻奈によって光の下に連れ出された存在だからアイドルとしての活動を支えることを優先してしまう そういう背景を持つ二人はその心の内にどのような想いを抱いていようとアイドルとそのマネージャー以外にはなれないんだよね…… どれだけ我儘を言っても手を繋ぐことは出来ず、服の裾を握るしか出来なかった二人の姿からは何か大切な道を間違えてしまったのではないかと思えてしまったよ そうして他の道を選べずアイドルとマネージャーにしかなれない二人だから、麻奈が過労で倒れたとしても結局は麻奈のアイドルとしてファンに会いに行きたい、一期一会の場を大切にしたいという想いが強くなり過ぎているから、それを阻むなんて出来ない。 長瀬麻奈はひたすらにアイドルの頂点に向かって邁進し続ける そして遂に…… 約束だけ残して今生の別れになってしまった牧野と麻奈 それが麻奈が幽霊として復活する事で再び動き出すのは以外な展開。 そうして再びアイドルの頂点を目指す道も始まるのだけど、麻奈は既に死んでいるからアイドルの頂点を目指す行為は牧野に託される。そして牧野は新たなアイドル達を決勝のステージに導くことになると…… 牧野と麻奈の物語、本編へ繋がる物語 バッドエンドに近い形で終わりを迎えた本作だけど、IDOLY PRIDEの根底をなす物語としては充分過ぎるものだったのではないだろうか 本作の発売からそれほど日を置かずしてアプリゲームの配信もスタートする事から、アニメ放送から日をおいて再スタートを切ることになるIDOLY PRIDEコンテンツに火を付ける存在として申し分ない作品だったかな Posted by ブクログ 瀬尾順のレビューをもっと見る