著者は、坂口氏と戸井氏の二名である。二人の経歴は色々とあるが、接点はデロイトである。
そこでコンサルという職種に従事し、後に二人で会社をおこす。そんな感じ。
(最近、コンサル出身の人の書籍ばかり読んでるような気がする・・・)
内容は、極めて平易である。ビジネスパーソンにとって必要な知識・能力を2×
...続きを読む2の
マトリクスで表現する。その結果、論理力、イメージ力、業界知識、経験値の4つとなる。
その内、ポータブルな論理力とイメージ力を鍛えろ!という内容。
まぁ、コンサル系の本を頻繁に読んでいる人にとっては、何とも普通の内容である。
個人的は、あまりにも普通過ぎて。。。。
ちなみに、論理力の鍛え方は分かる。経験知の上げ方も分かる。では、業界知識の
素早いインプット方法とイメージ力の鍛え方は?という点で興味がり読み進めてみると、
業界知識の素早いインプット方法
1.より上の目線を持つ
2.アウトプットを意識する(漠然とインプットするな)
3.自らのポータブル知識とノンポータブル知識を意識
イメージ力
1.相手を変えたら?
2.内容感を変えたら?
3.広がりを変えたら?
以上。
あまり、参考にならないかもしれない。というのは、これすらも既知な内容が多いって事。
個人的に。しかも、イメージ力の鍛え方なんて、もっと良い本があるし。
まぁ、あまり時間を掛けないで、さくっと読むにはちょうどいいかもしれない。