2015年の箱根駅伝で、総合優勝した青山学院大学の原晋監督の自伝。
中国電力での実業団の陸上部で活躍できず、営業マンとして働いた10年間。原さんが挫折を味わったあとには、前向きに営業としてトップを取ろうと努力します。
営業として顧客にどう提案していくか、社内でチームとして動く際にはどのように
...続きを読む意志疎通を図ったり関わり合っていくかを経験できたと書かれています。
これらの体験が、青学のチーム作りに大いに役立ったそうです。
また、青学の監督に就任してからも、箱根駅伝で勝てるチームになるまでには結果が出ず苦しんだ時期もあったようです。
2015年の箱根駅伝「ワクワク大作戦」を宣言し、選手のやる気と引き出し総合優勝に導きました。しかし、ただ明るく楽しく走るだけでなく、原監督の戦略や目標設定など、組織を動かす上でのヒントがたくさんあると感じます。
16年の箱根駅伝の目標「その一瞬を楽しめ」、また新しい青学の走りを楽しみにしています。