井桁貞義の作品一覧

「井桁貞義」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • やさしい女・白夜
    フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーの中編2編です。
    どちらも男性から女性への愛をテーマにしていますが、「愛すること」への苦悩が滲み出た作品になっています。しかし、男性目線から言えば、これはむしろ「面倒な女」「性悪女」に「問題あり」なのではないだろうか。(←わっ、ブーイングは赦してください。...続きを読む
  • やさしい女・白夜
    『やさしい女』は41歳の中年男の話。『白夜』は26歳の青年の話。オジサンと若者だけどどっちも理屈っぽくてプライドが高い男の考えが綴られる。もう読んでいて「バカ!バカ!バカ!」と泣きたくなるくらい。でもそんな不器用な人間の話だからこそ、今読んでも面白いのかもしれない。
  • やさしい女・白夜
    『やさしい女』は、41歳の質屋の男が小金にものをいわせて16歳の少女と結婚するものの、ある日自殺されてしまい、死体を目の前にいろいろと回想する話。

    この男、自分はえらくて妻や女を無意識に下にみてて、その癖なにも喋らなくても相手が自分を理解してくれるはずだし、愛してくれているはずとかいう謎の思い込み...続きを読む
  • やさしい女・白夜
    ●白夜

    ドストエフスキーの第11作。
    1848年 27歳。

    白夜のペテルブルグで繰り広げられる清新なロマンス。
    青年の恋愛は、こうでなくてはね。
    美しい中編。
    佳品です。

    25年ぐらい前に米川正夫訳で読んだ「白夜」は、冒頭が素晴らしかった。
    それに較べると、この講談社文芸文庫版は、イマイチのよ...続きを読む
  • やさしい女・白夜
    えげつない、遊川和彦さんのドラマ(「家政婦のミタ」「〇〇妻」)みたいな、崩壊夫婦の葛藤と、死の物語。
    大爆笑の失恋ドラマのような、19世紀最高の振られっぷり、と言いたくなるボーイ・ミーツ・ガール。

    ドストエフスキーさん、敬遠するのはホントに勿体ないですねえ。


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    ドス...続きを読む

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