作品一覧 2023/05/01更新 あの愛は幻でも 試し読み フォロー 甘い悦びの罠におぼれて 試し読み フォロー アースクエイクバード 試し読み フォロー 恋の始まりはやむを得ない結婚から 試し読み フォロー 公爵とかりそめの花嫁 試し読み フォロー この夜を終わらせない 試し読み フォロー 妻に恋した放蕩伯爵 試し読み フォロー ハロルドとモード 試し読み フォロー 間違いだらけの愛のレッスン 試し読み フォロー ママがほんとうにしたかったこと 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 阿尾正子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ハロルドとモード コリン・ヒギンズ / 阿尾正子 あふれる疾走感。 新しい体験。 瑞々しい体験。 最後は底抜けの爽やかさだった。 朗読劇からこの本に出会わせてくれた向井康二くんに感謝です。朗読劇に参加できるのが本当に楽しみ。 末尾の解説で「性的嗜好」とあるのは本来は「性的指向」としなければならない重大な誤り。同性愛が治療の対象と考えられてきた過...続きを読む酷な時代に戻ってしまうからだ。 Posted by ブクログ ハロルドとモード コリン・ヒギンズ / 阿尾正子 初めて滝沢歌舞伎を見た時、 この人の演技が好きだと思った。 snowmanを好きになったきっかけは、 目黒蓮さんを「silent」で見て本当に演技が 上手だったからだ。 それから滝沢歌舞伎で座長をしてることを知って、舞台経験者の私は興味津々になった。 演目の後半は、鼠小僧次郎吉の物語なのだが目黒...続きを読む蓮さん以外にこんなに上手な人がいるのだと感動したのが、向井康二さんだ。 関西出身のお笑い担当が、1ミリも関西弁を出さずら悪役に徹していた。 それだけでもすごいのに、表情も表現をすごく求めているものをくれる。 向井康二さん演じる官兵衛が私は一番好きだ。 そんな向井康二さんが、「ハロルドとモード」の 朗読劇をやることが決まって、どんなお話なのか知りたいと思って読んだこの本。 19歳の狂言自殺をするハロルドと、 79歳の自由奔放で破天荒なモード。 知らない人の葬式で出会った、何もかも違う2人が お互いを知って恋に落ちる。 モードの言葉や考え方はすごくユニークで、 がんじがらめでルールばっかりの日々なんてクソ食らえだと笑い飛ばしてくれる。 一方でハロルドは母親からがんじがらめにされた人生を送っている。 ハロルドのためにと言ったマッチングサイトは、全て母親が答えていたし、私の顔に泥を塗らないでと言われ続け、世の中の普通の男性にしようとする母親にストレスを感じて狂言自殺を繰り返す。 強いられる「普通」から 解き放ってくれる「自由」なモード。 ハロルドにとってのモードは、 まさに自由の象徴で眩しい神のよう。 そんなモードにも、縛られた辛い過去があって 露骨に語られるわけではないけど少し見えるその過去があるから、今のモードがあることが何よりも素敵。 想いが通じ合う2人にあの結末は悲しすぎるけど、 モードは最後まで全てから自由だった。 ハロルドは、これから自由になれるだろうか。 狂言自殺をしなくても大丈夫になれるだろうか。 この物語を朗読するのは、 黒柳徹子さんと向井康二さん。 89歳と29歳の2人は本作の2人より10歳上。 年齢って、20から30、30から40になる度に 何か節目のようなものを感じる。 19歳と79歳。29歳と89歳。 節目になるまであと一年の瞬間。 2人のハロルドとモードはどう生きるのだろう。 ぜひ見届けたい。 29歳と89歳のハロルドとモードを。 向井康二さん 貴方のその心の底から優しい部分が、 ハロルドの純粋さとおりなって、私には 貴方のための物語だと思いました。 朗読劇、楽しみにしてます(まだ当たってないけど) Posted by ブクログ 恋の始まりはやむを得ない結婚から アドリエンヌ・バッソ / 阿尾正子 この手のロマンスにありがちな急展開や暴力的なことなどが少なく、現実味を帯びた転回で、楽しく読めた。 ヒロインの全うな考え方も好感がもてた。 捨てられた花婿のショッキングな始まりの割には田園な物語。イギリスの田舎に憧れます。 Posted by ブクログ 恋の始まりはやむを得ない結婚から アドリエンヌ・バッソ / 阿尾正子 スピード感があって飽きさせない 初めて読む作家さんでしたが、最初から最後まで展開が早く、文章も感傷的なところがなくあっという間に読み終わった。英語独特の言い回しもなく、和訳も読みやすかったです。共に失恋という痛手から立ち直ろうとする主役2人を素直に応援したくなった。賢明に起きたことを受け止めよう、乗り越えようとする姿が描かれて読み...続きを読む応えがありました。 ケイ 甘い悦びの罠におぼれて ジェニファー・L・アーマントラウト / 阿尾正子 連続殺人鬼から逃れ、唯一人、生還できたが、心身ともに大きな傷を負ったサーシャ。故郷を離れ10年。母の経営するホテルを継ぐため戻って来た。友人との再会もつかの間、不気味な出来事が起こる。そこへ訪ねてきた、当時の恋人、FBI捜査官コールもまた、この10年をサーシャを守れなかった事を悔やみながら過ごしてい...続きを読むた。再び起こる連続殺人と、サーシャへの攻撃。このビリビリくるサスペンスも、10年越しに燃え始めるロマンスも両方が最高に楽しめた。友人のミランダもお母さんも素敵なキャラクター。もちろんコールも♡♡♡ Posted by ブクログ 阿尾正子のレビューをもっと見る