作品一覧

  • 西洋中世奇譚集成 東方の驚異
    5.0
    1巻660円 (税込)
    謎のキリスト教王国を支配する「インド」の王中の王ヨハネ=プレスター・ジョンから西方の皇帝宛の書簡と、東方大遠征の途次にアレクサンドロス大王がアリストテレスに送った手紙。そこに描かれる乳と蜜の流れる東方の楽園には、黄金と象牙と宝石が溢れる壮麗な王宮が煌めく。一方で鰐皮の蟹、犬頭人など奇怪な動植物や人種が跋扈する。東方幻想に中世人の想像界の深奥を読み解く。(講談社学術文庫)
  • 西洋中世奇譚集成 東方の驚異

    Posted by ブクログ

    講談社学術文庫が送る「西洋中世奇譚集成」シリーズの第2巻であり、中世ヨーロッパにおける「東方幻想」にまつわる作品を紹介する書。7世紀頃に成立の『アレクサンドロス大王からアリストテレス宛の手紙(Epistola Alexandri ad Aristotelem)』、及び『司祭ヨハネの手紙』のラテン語版(1150~60年頃)・古フランス語版(1240~50年頃)の3作品の邦訳を収録している。
    本書は、中世ヨーロッパにおいて流布した「東方」にまつわる3作品を日本語訳したものである。「東方幻想」、つまり伝説・空想上の「インド」を描くこれらの作品は、ヨーロッパ世界の外にある「善悪双方を山盛り生み出す驚異

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    2015年02月05日

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