山本有三の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 路傍の石
    もし自分が、このお話の主人公だったとしたら、
    果たして今のように自分自身を保っていられるだろうか?

    この本は何十年も前に読書感想文の為に選び、いちど読んでいますが、
    改めて読み終わった今、真っ先にそう感じてます。

    主人公、愛川吾一は道ばたの蹴られる石。タイトルの通り
    彼は話のいたるところで理不尽...続きを読む
  • 路傍の石
    逆境におかれながらも経済的、精神的に自立した人間になろうと、ひたむきに努力する吾一少年の姿に心が震えた。
    自分はいかにして生きるかという本質的な問いに対する答え、戦略を持つことの大切さを改めて感じた。
    すごく面白かったけど、検閲の網に引っかかって未完なのが残念。
  • 路傍の石
    一気に読んだ。ここで終わんの!!!て感じ。
    今でも十分やのに速記を覚えたり、手を繋ぎ合わないとという話を自分なりに解釈して味方にしたり、素直さと貪欲さに痺れた。
    少年が頑張る話、いつまでも好きやわ…
  • 路傍の石
    働かないで家にも滅多に帰ってこず、吾一の貯めたわずかばかりの貯金さえ使い込んでしまうような父。生活のために内職をして体をこわし早くに亡くなってしまう母。吾一は奉公先を飛び出し東京で一人なんとか生きていく。子供ながらにその強さには感心する。次野先生の「吾一」とは「われひとり」この世にたった一人の大切な...続きを読む
  • 路傍の石
    本の内容はあえて省く。この本の書かれた時代が偶然にせよ、完結にまでいたらせなかったことが非常に残念ではある。主人公が厳しい境遇にありながらたくましく生きていくことは素晴らしいことであるが、自分の乏しい経験からするともはや時代遅れと感じている。
    20年以上も前になるが、自分がいた会社で統括部長がその年...続きを読む

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