作品一覧 2022/06/03更新 昭和の鉄道 試し読み フォロー 新・京都観光論 試し読み フォロー 新産業観光 試し読み フォロー 実務からみた新・観光資源論 試し読み フォロー 日本の観光きのう・いま・あす 試し読み フォロー 私の鉄道人生“半世紀” 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 須田寛の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 私の鉄道人生“半世紀” 須田寛 「好きなことを仕事にするのは薦めない」と聞くとただの説教本だが、著者は鉄道友の会会長であり初代JR東海社長須田氏なので、重みが違う。 少年時代から鉄道マニアで「車掌さんになりたい」彼が、日本国有鉄道の暗黒期を味わったことは悲劇かもしれないが、その渦中でも鉄道への愛を忘れず、JR民営化後に失墜した鉄道...続きを読むのイメージ回復に一役買ったエクスプレスシリーズCM等、マニア特有の視野の狭さや、偉ぶったところのない謙虚な姿勢が経営にも表れていたように思う。 終盤に語られる鉄道友の会との関係や、鉄道遺産の保存など、終章まで著者の前向きな人格が伝わってくる良書だった。 Posted by ブクログ 日本の観光きのう・いま・あす 現場からみた観光論 須田寛 須田先生らしく実に教科書的な書き方で、読みやすいわけではないです。とは言え、観光に関する、そんなに値のはらない教科書として、この本は最適なように思えます。 Posted by ブクログ 昭和の鉄道 近代鉄道の基盤づくり 須田寛 昭和を中心とする時代(=国鉄があった時代)までの鉄道会社のサービスを時代ごとに分析した一冊。 本の冒頭でも書いているとおり、鉄道の技術史的な本は多いのですが、サービス・経営の変遷はあまり取り上げられない。それをまとめた本としては貴重。 主に国鉄の経営を営業面から取り上げている本なのですが、「対策...続きを読むが後手後手に回りやすい組織」の例としても興味深かった。特に、「戦後は運賃決定が法律(=決定者が議員)だが独立採算」という状態で、さまざまな対策が後回しになり、それがスト権ストなどの形で噴出した」という流れは、ある意味いまの多くの企業の現状でもあり、興味深かった。 ただ、状況変化に合わせた経営判断を適当なタイミングでできる経営者がいるか否かが、成功した私鉄との違いでもあったんだろうな、と。 大正期に整備された幹線・準幹線以外が、平成のこの世では微妙に要らない子扱いなのを見つつ、「100年を見抜くことって難しいな」と。「成功であれ失敗であれ鉄路は残る」鉄道の興味深さを再確認した一冊でした。 Posted by ブクログ 日本の観光きのう・いま・あす 現場からみた観光論 須田寛 <目次> はじめに 第1章 観光とは”なにか"~観光の「意味」と「役割」 第2章 観光の”あゆみ”~観光の経緯(観光は太古から) 第3章 観光の”すがた””かたち”~観光の要素と構造 第4章 観光の”いま”~観光の現状と課題 第5章 観光立国を”めざして”~「新しい観光」の提案 第6...続きを読む章 観光を”つくる”~持続的観光へ 第7章 観光を”まもる”~資源の保全、安全な観光 第8章 観光を”ひろげる”~広域・国際観光展開 <内容> まさに観光学の教科書。著者はJR東海の元社長、会長。非常にオーソドックスなテキストです。逆に斬新さやこれといった読みどころはありません。 Posted by ブクログ 須田寛のレビューをもっと見る