作品一覧
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3.71巻606円 (税込)車の当たり屋として保険会社から金を取りながら、生活保護費の不正受給をもくろむ覚醒剤常習者との対決。鉄道自殺した高齢者の遺体との対面。六時間もかかるゴミ屋敷の清掃。一升瓶で頭を割られ、血だらけのアルコール依存症患者の引き取り……。関西の福祉事務所で生活保護受給担当を十三年間務めた、熱く、強く、優しいケースワーカーの記録。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
面白かった 行政の仕事は楽だ楽だと言われるがこれを読んでこういう仕事があることも理解して欲しい 生活保護の不正受給はもちろんいけないことだが本当に必要な人もいるし、それを見極めるにはケースワーカーは必要だと思う 今は行政はなんでもかんでも委託化して人件費を削減していっているが本当にそれでいいのかと感じました 1人当たり80人が限度となっている中100人見てたら絶対に質は落ちると思う 生活保護を必要としている人が増えているからこそ職員の数も増やしてあげて欲しいと思う
著者の碇井さんは本当に真剣に取り組んでいたのかは分かります。なのに何故辞めたのか、こんな人に頑張っていただきたいのにと残念だと感じ -
Posted by ブクログ
ネタバレ2015.4.29扱ってるテーマが重そうなものだったから意を決して読んだけど、読み始めると思ったより読みやすかった。多分あまり個人の心情を交えず事実を淡々と述べているからもあるだろう。思ったよりあっさり読めた。でも個人の意見が皆無ではない分ちゃんと話に入り込める。
私の家庭は比較的裕福であり私の知る限りでは身近にそういった方々も居ないので正直、生活保護とはかなり縁遠いものである。だからこそ知らない世界を知るべきと思い読んだ次第だ。
私には想像しかできないが本当に大変な仕事なのだろうと思う。まさに3K。私にはできないことをやるケースワーカーの方々を心から尊敬するとともに彼らの仕事が実質的に減る事