作品一覧

  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略
    3.6
    1巻913円 (税込)
    本書の第4章「米中衝突2030」では、台湾海峡危機と南シナ海危機に端を発する、日本と台湾を巻き込んだ米中の武力衝突を、「戦争シミュレーション」という形で描いている。日本にとって最悪のシナリオとは? 中国海軍の「本当の実力」と「アキレス腱」、自衛隊に課せられた役割と米軍の反撃作戦とは――。アメリカが想定する米中紛争シミュレーションをもとに、「集団的自衛権」後の安全保障を考える。(講談社現代新書)
  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略

    Posted by ブクログ

    ランド研究所の論文なんかを調べて書いてあるんだけど、A2/ADやASBが何なのかってのがわかりやすく説明されてます。
    また、米中の軍事衝突は考えにくいけど、起こりうるとしたらこうだろうって説明もわかりやすい。
    最後の2030年の米中戦争シナリオは研究所の2015年のシミュレーションと2030年のシミュレーションを合体させてるのでちょっと整合がとれてない部分もあるけど、それでも戦争が起きるならこうだろうってイメージを持てます。

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    2014年11月03日
  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略

    Posted by ブクログ

    内容は素晴らしい。たかだか3年しか経っていないのに、ちょっと古く感じるところがこのテーマがどれだけ進行中なのかわかった。

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    2017年11月02日
  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略

    Posted by ブクログ

    エアシーバトルの解説なんだが、なんというか全体の論調がいいわけがましい。(著者が朝日新聞社所属だからなのか?)そして、『米軍はミサイルという新たな脅威に』とか『中国はコストパフォーマンスの良いミサイルに注目している。えらい』的なことを言われると、ちょっとどんな顔していいのかわからない。
    まあ、そんな変な部分を読み飛ばせば、ランド研究所やCSBAの研究レポートを元にしているモノのはずなのだが、「入門書」と言うには基礎的な単語、概念の説明が無く、それ以上向けと言うには明らかに勘違いしている記述が見られ、『誰が何の為に』について疑問が残る一冊である。
    で、結局ASBってなんなの?となる。A2ADの範

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    2018年10月14日
  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略

    Posted by ブクログ

    戦闘機や潜水艦などの詳細部分については流し読み。
    日本ありきの米中戦争。
    この国がどのような立ち位置で、今後、安全保障の問題に向かっていくのか注視していきたい。
    在日米軍基地の再編についても、卒業論文を書いて以来、
    縁遠くなってしまっていたので、思い出す意味でもこの本を読めてよかったと思う。

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    2015年01月24日
  • 米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略

    Posted by ブクログ

    尖閣諸島や、南シナ海で活動を活発化させている中国。その中国で勢力を拡大しつつある人民解放軍について、その強みと弱みはどういう点であるのか、現状を踏まえて2030年ごろまでの時間軸で分析。なぜアメリカは日本との同盟関係を重視するのか、自衛隊・アメリカ軍の装備は対人民解放軍という構図で見たときに適正な整備がなされているのか、もし対中国との紛争が勃発した場合にアメリカはどのように対処するプランを検討しているのか、そのプランの中での日本の位置づけは?など中国との安全保障に関わるニュースに触れる際の予備知識としての現状分析が非常に分かりやすく整理されています。

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    2014年09月10日

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