作品一覧 2021/08/06更新 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 試し読み フォロー たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣 試し読み フォロー 不動産投資の“すごい”真実 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 杉本宏之の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 杉本宏之 チェック項目8箇所。本当に「今にして思えば」であるのだが、これほど大きな取引を社員に任せきりで、連日のように痛飲して朝遅い出社をしていた私につけ入る隙がなかったのかと言われれば、何の言い訳もできない。私にとっての誇りとは、いったい何だったんだろう? 今まで私は、何を築いてきたというのか? 湯藤や前田...続きを読む、ほかにもこの乗用で残ってくれた社員たちに、私は何を目的に生きろと言えるのか? そもそも、この先に何がある? 人間、上り調子の時にはたくさんの人が寄ってくる、でも、苦しい時に支えてくれる人は多くない、人の真価は、苦しい時にこそ露わになるものである、真っ暗な岩穴の底で、私は自分の周囲で巻き起こるさまざまな人間模様を見つめていた、金では買えない貴重な体験をすることができたといえるだろう。サブプライム問題で事業に翳りが見え始めても、「杉本さんはすごい」などと甘い言葉で私を持ち上げたファンドの連中は、1株残らず売り抜けていた、でも、厳しい言葉で私を叱咤してくれた藤田さんは、私を信じ続けてくれていたのである。「何をやるかより、誰とやるか、です」「社員を幸せにしたい。ZOZOで働いてよかった、人生をこの会社に賭けたいと思ってほしいんだ」「エスグランドは僕のせいで潰れた。理由はその1つだけだ失敗から目を背けることなく、それを認めるからこそ未来が開ける」。 Posted by ブクログ 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 杉本宏之 実に、おもしろかった。小説よりもおもしろい。 ニンゲンは かくも誠実に 生きるのだ。 倒産をさせた状況を 客観的に見つめようとする。 まさに フジチョウのように よみがえる。 『失敗とは 失敗から学ばないことだ』 という言葉が 妙にあう ストーリーだ。 現実に眼を背けることなく、 前に前にと すす...続きを読むんでいく姿が 実にすばらしい。 日本の若者も すぐれた人がいるのだと 感心した。というより そのクールさに、 力強さを感じた。 立花は言う 『でもな。逃げることは絶対やめろ。はっきり言って、400億円近い負債を抱えているお前とはオレもかかわりたくない。でも、全てを失ってゼロになって、そこから這い上がろうとするお前なら、オレはいくらでも助けてやる。同じ倒れるにしても、背中を見せて倒れるな。正々堂々と、前のめりに倒れるんだ。』 行動方針から わからないことをわかるふりすることは最も愚行である。 ニンゲンこそが最重要資産である。 目的と目標は異なる。目的はつまり理念。その先に目標=結果がある。 軸足をぶらさない。これがすべてに通じる発展の基礎である。 成功者にとって謙虚さと感謝が最も大事な想いである。 人と比べること。見栄を張って虚栄心を満たすことを止めよ。 常に自問自答せよ。 恥ずべき行動ならば、行動をするな。 悔しいなら、圧倒的な努力をせよ。 再生とは 自らの至らないところを知ることで 初めて、再生が始まる。 倒産の理由はリーマンショックのせいではない。自分の経営がいたらなかったと はっきり言い切ることが 何よりも凄い。 そして 東関東大地震に対しても アクションを起こそうとする。 いいねぇ。 Posted by ブクログ 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 杉本宏之 最年少上場の成り上がり社長がリーマンショックに端を発する金融危機でジェットコースターのように転落、再起を図るまでを生々しく描いた本作。 貸し剥がし時の銀行員や杉本社長の人物を買っていた出資者とのやりとり、すべての物事に真摯に真っ直ぐ向かっていく姿勢など、アツい。 また、アツいチーム作りを土台に、...続きを読むこの一連の経験を通じて学んだ経営ノウハウとして、経営理念、行動理念、マニュアル、財務の視点などを挙げているのがとても興味深かった。 Posted by ブクログ 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 杉本宏之 高い視座を持ち、ひたすらに走っている人生を感じた。人生は、長い航海のようなもので、必ず嵐が起こる。それも日記に記して、強くなるというようなそんな熱い話であった。私も胸に刻みたい。 Posted by ブクログ 30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由 杉本宏之 Twitterで流れてきて知った。会社が上場して倒産したのも知っていたが杉本さんのことは何も知らなかった。最近では深田恭子さんと結婚するとかしないとか騒がれてますが、そういうゴシップを抜きにして面白い本。リーマンショック前後の時代背景がよみがえってくる。確かに異常なマーケットだった。その大波に呑み込...続きを読むまれてしまった歴史が語られている。人間的に大きく成長した過程が描かれている。人間的な魅力がある事業者なんだろうと思った。ファイナンスを学び直す過程でこれだけは絶対負けないという強みを知って、同時に弱さを認めて起業を決意したのだろうか。それよりももっと若さゆえの根源があるような気がしないでもないが、そこまで吐露はされていなかった。 Posted by ブクログ 杉本宏之のレビューをもっと見る