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  • 呪術意識と現代社会 東京都二十三区民調査の社会学的分析
    3.0
    1巻8,800円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 合格や商売繁盛を祈願する、お守りを身につける、節分で豆を撒く、運勢を占う、北枕を避けるといった行為は、必要不可欠ではないにもかかわらず、私たちの日常生活に浸透している。必ずしも宗教には位置づけられないこれらの呪術的行為は、どのような人々によって、どのような意識に基づいておこなわれているのだろうか。東京都二十三区での調査をもとに、現代社会に息づく呪術意識を浮き彫りにする。

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  • 呪術意識と現代社会 東京都二十三区民調査の社会学的分析

    Posted by ブクログ

    ●:引用 →:感想

    ●現代日本社会で、最も近代的、合理的と見なされている東京都23区
    ●「都市に住む人は呪術とは無縁だ」
    →???。この仮説、仮定条件そのものが疑問、というか納得しにくい。

    ●墓参りは古くから、「先祖」たる故人の冥福を「祈る」だけでなく、家内安全など子孫である自己の招福を「お願い」する場でもあった。この場合の「祈り」と「お願い」は、前者は故人のための、後者は自己のための行為であって、死者と正者、目的になる対象は正反対とさえいえる。
    →墓参り(だけでなく、仏壇でも)「お願い」することは当たり前の行為だったので、それが現世利益的であるとは考えたこともなかった。”安らかにお眠りく

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    2015年12月08日

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