作品一覧
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
真剣-初めてそれを手にした時、老若男女を問わず、みな目を輝かせ、喜びにあふれた表情をするという。
人の心の奥深くにある、最も原始的で純粋なところをぐっと掴んで放さない、「真剣」の魅力とは何か。
試斬居合道の道場を主宰する著者が、その真髄を伝える。
[ 目次 ]
第1章 剣の道
第2章 礼と黙想
第3章 心の眼-「目付」その一
第4章 剣禅一如-「目付」その二
第5章 一刀両断
第6章 すべてに活かす
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆ -
Posted by ブクログ
おもしろかったポイント:
常に死を忘れない=武士道。死を忘れて油断する心があるから慎みもなく人の気に障るようなことを言う(24)
宮本武蔵。観見の目付。本質をみる観る目(観の目)と表面の現れるあれやこれやを見る(見の目)の二つがある。(122)
自分を客観視/客体化できない人は何かあるとすべてを他人のせいにして、自らを省みることがない。思い込みにとらわれて都合のいい事実をつくりあげ周りも巻き込む。我欲と我執などの我を捨ててまったく自由を得る道が剣の道(134)
武蔵:固定して固まってしまうことを居着くという。たとえば剣を持つ手が常に固定化してる状態。これをもっとも忌み嫌う。(163)
空を識る