しぶい出版である。薄い中に、驚くべき事実がさらっと述べられている。月の存在が地球のような生命を宿す惑星の決定打となっていたなんて。。。一億個の地球というタイトルに偽りはない。本書ではドレイクの方程式とは違う積算根拠で、地球の存在確立を算出している。そこが一番の見所だと思うが、月形成のシミュレーション
...続きを読むがパラパラマンガになっているなんて、しぶすぎるにもほどがある!!!月形成のジャイアントインパクト説のイメージが少し変わった。やはり学問って素晴らしいと思う。太陽の最後に際しても地球は飲み込まれないという知見も初めて接した。
・衛星・リングとロッシュ限界:潮汐力と粒子間重力の視点
・月の影響により、地球は自転時間を4時間から24時間に変化できた。10億年前のストロマライトの化石を見ると、年輪が入っており、そこから当時の一日が今より短かったことが分かる。
・地球の条件5つ。P97