作品一覧 2023/01/10更新 北朝鮮がアメリカと戦争する日 最大級の国難が日本を襲う 試し読み フォロー 北朝鮮の核戦略、中国の海洋進出 試し読み フォロー 北朝鮮の暴走、韓国の迷走 試し読み フォロー 賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門 試し読み フォロー 中国覇権主義を打ち砕け―海洋進出に見る中国の思惑と対処法(WEDGEセレクション No.28) 試し読み フォロー 防衛省に告ぐ 元自衛隊現場トップが明かす防衛行政の失態 試し読み フォロー よくわかる南シナ海 米中がもくろむ「次の一手」 (Wedgeセレクション No.51) 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 香田洋二の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 防衛省に告ぐ 元自衛隊現場トップが明かす防衛行政の失態 香田洋二 当初は防衛省の文官統制を批判する本だと思い、制服だってどうなのよと思っていたが、官邸が強くなり過ぎて霞が関が永田町の顔色ばかり見て仕事するようになったことを指摘している。 海自の艦艇乗りの代休買上げなどは現役の人は言いにくいだろうから、後輩たちのために一市民として訴え続けてほしい。GDP 1%枠文化...続きを読むという表現と、防衛大綱で基盤的防衛力が出てきたというのも面白いし、別表の数字を守ろうとして弾薬や燃料が薄くなるとか。いずも改修も、本来米空母が来援できるよう対潜戦を実行するための艦を、制服に詳細な検討をさせずに背広が決めたのではと推測。文民統制の一丁目一番地は国会だが、現在は規則はなくなったのに国会で自衛官が答弁できない。これを改めるのが文民統制に有用。誤った国産信仰は改めるべきで、アメリカからの購入と国産とのプロコンをよく検討しなければならない。著者は憲法に軍の保持を明記せよと言うが、個人的には今までも書いてきた理由から反対。東日本大震災のトモダチ作戦を美談に終わらせず、顧みた方がいいというのは賛成。名誉については、わからんな。 Posted by ブクログ 賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門 香田洋二 元海上自衛隊高官による集団的自衛権に関する解説本。専門家だけあってわかりやすい。現場で経験してきた苦労話が参考になった。 「日本のように「憲法の制約により集団的自衛権の行使はできない」と最初から結論づけられていると、何が自分たちの国益に見合う最適な行動なのかを判断することができない」p19 「明...続きを読む文化はされていませんが、次の3つの用件が満たされなければ、自衛権の行使は認められません。(国際慣習法)①急迫不正の侵害があること ②ほかにこれを排除して、国を防衛する手段がないこと ③必要な限度にとどめること」p22 「ドイツはアフガニスタンの(対テロの)戦闘で敵を撃滅する一方、約10年間に及ぶ戦いで、54人の戦死を含む犠牲者を出しました。もちろん、戦死者は出ないに超したことはありませんし、ドイツ社会としても戦後初の犠牲者を出したのは大変つらいことでした。しかし、そうやって現場でショルダー・トゥ・ショルダーで戦い、血と汗を流してくれる国に対しては、やはり強い信頼感が生まれます。実際、私がアメリカで接した安全保障関係者たちは、総じてドイツへの敬意と信頼感を抱いていました。日本も資金面では対テロ戦争に貢献しましたが、どちらが同盟国として頼もしいかは明らかでしょう」p103 Posted by ブクログ 北朝鮮がアメリカと戦争する日 最大級の国難が日本を襲う 香田洋二 元海上自衛隊の将官だった著者による各種雑誌新聞原稿を新書にまとめたもの。 章によっては新書のための書下ろしもある。 時系列的に米朝対立がまとめられていて、今日に至るまで何があったのかがよく理解することができる。 日米同盟の位置づけは、おそらくは論者によって見解が異なるのだろうし、 著者のバックグ...続きを読むラウンド的に批判できるものでもないのだろうが、 まあ、そういうものかな、と思ったりもした。 印象深いのは、ロシアが北方領土を返還することがない、という点。 まさしくおっしゃる通りなのだろうし、現実的な物事の捉え方というのは、こういうことを指すのだろう。 Posted by ブクログ 防衛省に告ぐ 元自衛隊現場トップが明かす防衛行政の失態 香田洋二 退役海上自衛官が指摘する防衛行政の弱点。時に私憤に駆られつつも、中には的を得た指摘も多い。 文民統制が文官統制になっているとの指摘。GNP枠よりも予算の中身の問題など。日本の防衛体制は中身がスカスカであることが良く分かる。退役自衛官ももちろん現役の方もストレスを感じてい?のだろう。 Posted by ブクログ 北朝鮮がアメリカと戦争する日 最大級の国難が日本を襲う 香田洋二 北朝鮮にアメリカが武力行使するというシナリオは考えたことなかったが、実は起きる可能性がかなり高いという説。核とミサイルの保有が世界に与える脅威を考慮し、政権を覆すことなく核とミサイルの能力を破壊するごとく動くだろうというもの。 Posted by ブクログ 香田洋二のレビューをもっと見る