作品一覧

  • エコで世界を元気にする! 価値を再生する「静脈産業」の確立を目指して
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    静脈産業――一般には聞き慣れない言葉であるが、自動車を生産して世に送り出すのが「動脈産業」なら、使用済みの自動車のエンジンや部品、鉄、アルミ、銅、プラスチックなどの産業資源を回収して、再生するのが「静脈産業」だ。いままで、使用済みの自動車は、スクラップやシュレッダーダストとして処理されるか、状態のよいものは海外に輸出されてきた。しかし、シュレッダーダストの処理問題や、海外に輸出したクルマが乗り潰され、野積みのまま放置され、環境を汚染していくさまをみた著者は心を痛める。部品があれば、まだまだ修理をして使えるクルマたち。そこで、廃車を解体し、部品としてあますところなく活用し、提供する事業を始める。いまでは、アフリカ・ケニアにも再生工場を建設し、技術を提供するなど、日本だけでなく、世界にも「限りある資源を有効利用する」というビジネスモデルを確立した経営者の理念と人生観とは。

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  • エコで世界を元気にする! 価値を再生する「静脈産業」の確立を目指して

    Posted by ブクログ

    海外で朽ち果てて野積みされている日本車を見て、静脈産業の旗手たらんと自動車リサイクルに取り組む、石川県金沢市に本社を置く会宝産業㈱のエコ・ストーリー。
    22歳で始めた自動車の解体業から、特に海外で需要の高い自動車パーツを供給することで、環境に対する負荷の軽減、労働市場の創造など地球規模で貢献できる様々な試みにチャレンジするグローバル・カンパニーに成長するまでのプロセスが、創業社長である近藤典彦氏自らの熱筆を通して語られる。本業を通じていかに地球環境に貢献できるのか、さらに本業にとどまらない社会への貢献度をいかに高めるか、を問いかけている。

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    2011年02月14日

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