副題にあるように「リビング・ウィルのすすめ」。この本のアドバイスに従って書けば、しっかりしたリビング・ウィルができる(巻末には例文も2つあり)。その意味では実践的な本。
ただ前半はいわゆる「ピンピンコロリ」のうちピンピンの部分の話に終始していて、後半とは趣旨がかなり異なる。この本が対象とする年代の
...続きを読む人にとっては関心事なのかもしれないが、できれば後半部分だけで一冊にしてほしかった。
筆者は「リビング・ウィルを書くのは、早くても60歳以降」としているが、私は20代後半で既に尊厳死宣言書にサイン済みである。