作品一覧 2020/11/20更新 知られざる富士山 試し読み フォロー ヤマケイ文庫 山の不可思議事件簿 試し読み フォロー 山の不可思議事件簿 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 上村信太郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ヤマケイ文庫 山の不可思議事件簿 上村信太郎 タイトル通り、山にまつわる不思議な話や悲惨な遭難話など、どれも1~2ページ程度でサクッと読めるので良い。 最近いった谷川岳が世界一死者を出している山だと、これを読んで初めて知った。 この本には良いエピソードはあまり書かれていないけど、それでも山に魅了されて登りたくなる気持ちは十分わかる。 Posted by ブクログ 知られざる富士山 上村信太郎 富士山には知られざる一面をたくさん持っていた。 かつて富士山頂へケーブルカーを架設しようという動きがあった。最初は1935年に許可申請を提出したが、内務省から霊峰富士を冒とくするものとして門前払いだった。 そして戦後まもなく別の方が出願。富士山の山腹にトンネルを掘って、そのなか...続きを読むにケーブルカーを通して頂上まで運ぶものだった。賛成派と反対派の間で激しい議論が行われた。 その後も計画がいくつかあった。その中には富士急行が富士山南西側に高速ケーブルカーを仮設する計画を申請した。しかし実現することはなかった。 いずれも計画倒れに終わったのは、富士山の場所だった。国定公園内にあり、五合目以上は特別景勝に指定されていたからだ。文化財保護法第80条で富士山の景観を変えるような工事は簡単に許可されない。 もし、実現していたら違う富士山頂の光景を見ることになったかもしれない。ケーブルカーでショートカットできるのは魅力的なのになあ。ケーブルカーでなくても空を飛ぶ自動運転車があれば一気に山頂までワープ出来そうだな。 富士山人気は江戸時代にもあった。江戸中期の登山者数は1万数千人とされている。その数字は、「隔掻録」という文化13(1816)年に江胡浪人月所が書いた富士山の案内書に言及してあった。 しかし、著者はこの数字に疑問を持っている。女性は2、3合目までしか登れなかったし、途中で諦める者もいたからだ。 富士山にいろいろ興味深いことがあるなあ。長い歴史を持つ山だけに納得。 Posted by ブクログ ヤマケイ文庫 山の不可思議事件簿 上村信太郎 怪現象、奇妙な話、怪談など、実在の山の紹介と噂の出どころ、調査した結果の事実が書かれている。 民俗学の入り口として興味深い不思議な話がたくさん。浅く広くと思わず、話の成り立ちなどを考えるとより楽しめると思う。 解説がとてもわかりやすく本書の魅力を書いていると思ったらムーの編集長だった。 昔、熊は...続きを読む神の使いと信じられていたので、マタギが狩で熊を殺した場合は墓を立てて供養する。 白川郷の帰雲城の黄金の話は印象深い。 まず、あんな小さな村で、あのような立派な合掌造りの家が建てられたのか?と思っていたが、城主がいた。そして砂金などが発掘されていた! 猫又伝説のある山で家猫が野生化して猫又に思われる話。 Posted by ブクログ 山の不可思議事件簿 上村信太郎 雑多な話の取り合わせではあるが、逆にバラエティに富んでいて飽きずに読める。ひとつひとつの話も簡潔にまとめられていてちょっとした空き時間にも読める。改めて山という場所の懐の深さに感じ入ってしまった。 Posted by ブクログ 山の不可思議事件簿 上村信太郎 おもしろかった。 山にまつわる不思議な出来事、未知の生物、アンデスの山地に墜落して76日生き抜きた16名の話など。 気分転換に読むのに最適。 Posted by ブクログ 上村信太郎のレビューをもっと見る