中里恒子の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 時雨の記〈新装版〉
    目次
    ・時雨の記
    『時雨の記』によせて
    ・見事な捨身 河上徹太郎
    ・或る高度の愉しさ 宇野千代
    ・恋を描き得た小説 江藤淳
    中里恒子 案内
    ・中里恒子・人と作品 阿部昭
    ・中里恒子年譜

    二十年ぶりに再会した熟年の二人。
    実業家の男性と夫と死別して一人で生きる女性。
    なんか渡辺淳一臭がプンプンしてい...続きを読む
  • 時雨の記〈新装版〉
    「凛として個」
    知らなかった、40年ちかくも前にベストセラーになっていたこの本!

    でもね、そのころ読んでいたとしても今ほど共感したかどうかね?
    つまり中里さんが、今のわたしの年齢でお書きになったからなのではないのかな。

    おいらくの恋、とひとくちに言ってもさまざま。
    なまなましいのやら、枯淡のやら...続きを読む
  • 時雨の記〈新装版〉
    「じゃ、帰る、」
    「帰るとき、いやだわ、」
    「居据わろうか、どうする、」
    多江は、笑っているような、愁い顔で、車のところまで送って来た。
    2015/02/12-02/21

    2023/11/01-11/07
  • 時雨の記〈新装版〉
    書体が古いので、物語に入り込むまではちょっと読みにくかった。
    武者小路実篤の「愛と死」を彷彿とするなと思いながら読み進んだ。
    二人の想いがとても美しく、生き生きと描かれている。
    読後感は哀しいような、なにかひたひたと迫ってくるものがあるような。
    そして何よりも豊かな情感。
  • 時雨の記〈新装版〉
    熟年の、しっとりとした恋のお話。
    けぶる時雨の匂いが感じられて、静かな静かな気持ちになります。
    書簡のやりとりも大好き。
    本当に、大好きなお話です。

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