内容としては、近い(?)未来についてのお話が多いため、現実として実感出来ない部分が多分にある。
ただ、グランズウェル→エンパワードという流れの延長戦上にあるであろう本書(書籍内で触れられているが、パーミッションマーケティングの流れもあろう)。
顧客視点にたった「VRM」という考え方には、とても共
...続きを読む感するものがあるし、是非実現してもらいたい未来でもある。
本書の中では、現在の広告だけでなく、CRMも批判の対象であり、顧客視点を欠いた企業からの一方的な囲い込みなどへの疑問符が記載されていたりする。
結局、「VRM」とはシステムシックに思っていただが「顧客の購買代理人」であるという部分の概念を本書は伝えたかったのではないだろうか。それであれば、ザッポスなどが紹介される意図も繋がってくる。
一回読んだだけでは、理解出来ていない部分も多いため、積読したい書籍である。