作品一覧 2023/04/28更新 建築という対話 ──僕はこうして家をつくる 試し読み フォロー 建築武者修行 放課後のベルリン 試し読み フォロー ここちよさの建築 試し読み フォロー ぼくらの家。 9つの住宅、9つの物語 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 光嶋裕介の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ぼくらの家。 9つの住宅、9つの物語 光嶋裕介 この本は、筆者が設計した9つの家を、それぞれの住人や関係者の目線から語り口調で紹介するというスタイルで進行していきます。 なぜなら、筆者は設計士として、住宅を作るということは、住居者のライフスタイルについて考えることと同義であると考えているためです。 ところで、私は、DIYが好きで、全てのものを...続きを読む自分で作りたいと思う性分なのですが、どうやらそう考える人は少ないらしく、周りの人から何故買わずに作るのかと聞かれて、答えに困ることが多かったのですが、この本を読んで、私の思考を代弁してくれているかのように感じて、嬉しかったです。 p105 「家の本当の機能は人間の生活を守るシェルターだ。あるいはより快適に、自由に生きようとする道具でもある」 つまり、家には2つの側面があって、シェルターのような商品として考えたときには前者、自分のライフスタイルを表現するための道具として考えたときには後者の側面があり、私は後者として捉えているということ。 p108 住空間に「ひだ」が多く、住まい手がつい何かしたくなるような家は、いつまで経っても完成することがない。ずっと未完のままということは、住宅という機械(道具)を常にいろんな角度から操ることを住まい手が試し続けている証でもある。いつも考えて、自由に変容する空間を楽しみながら、絶えずつくり続けること。そうすると、住宅が日常空間を彩るメロディを奏でることができるだろう。 つまり、私がモノを作ったり、作ったものをスクラップしたりリビルドしたりリサイクルを絶えず考え、常に何かしらを作ろうとしているのは、人生のライフスタイルの変容に応じたより快適な住環境へのアプローチであり、自由の表現方法だから、楽しいんだということが、理解できました。 Posted by ブクログ 建築武者修行 放課後のベルリン 光嶋裕介 行動力がいい。 スペインの建築以外にも美術館が出てきて 建築とアートってやっぱり繋がってるんだと 思った。画家も建築家もわたしにとっては 偉大な人たち。 Posted by ブクログ 建築武者修行 放課後のベルリン 光嶋裕介 若き建築家の、ヨーロッパ建築探訪記。その知識の豊富さと柔らかなタッチのスケッチの数々。アーキテクトという仕事のとても素敵な部分を見せてくれる。デザインという世界から隣の庭を覗いて羨ましく思うような、そんな気持ちになります。建築って、いろんな意味で、おおきいよなぁ…。 Posted by ブクログ ここちよさの建築 光嶋裕介 「建築」って何? 建物、空間、場所があって、人それぞれが感じる・考えるもの。 用・強・美が備わっていること。 モダニズム建築は植民地化が行われるなか、場所の環境からの影響を排除した建築が求められていたのかなと感じた。 これなら砂漠でだって自分たちの物差しで権威を主張できるよね。 ガウディがサグ...続きを読むラダファミリアを作り続けることが街づくりと関連を感じた。 サグラダファミリア見てみたい。 Posted by ブクログ ここちよさの建築 光嶋裕介 学問的に掘り下げたい、という程の情熱はないけど、(色んな意味で)美しい建築物には興味を惹かれる。写真集とかパラパラするのも楽しい。そのくらいのスタンスだと、本シリーズの建築ものって、ちょうど良いのでは、と思いながら読んでみた。曰く、”建築と建物、空間と場所、はそれぞれ別もの”。なるほど。建築に求めら...続きを読むれるものは”用・強・美”。確かにそういう目で見ると、多少なり深く味わえた気にもなりそう。何より、”身体で空間を感じる”こと。これはきっと、誰しも知らずうち、程度の差こそあれやっていることかな。でもおかげで、建築を見るときのちょっとした心構え、みたいなのが身に付いた…のか?(笑) Posted by ブクログ 光嶋裕介のレビューをもっと見る