作品一覧 2021/12/24更新 生活の世界歴史 試し読み フォロー 中世の秋 試し読み フォロー 中世の秋(上下合本) 試し読み フォロー 中世ヨーロッパの歴史 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 堀越孝一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 生活の世界歴史〈10〉産業革命と民衆 角山栄 / 村岡健次 / 川北稔 イギリスの産業革命について深く勉強したいと思い本書を手に取りました。これまでにアシュトンの「産業革命」などを読んではいましたが、本書は産業革命時代の人間像を可能な限り生々しく記述されていて、とても勉強になりました。文庫版で購入しましたが読み応えは十分です。産業革命によって人々の生活が劇的に変わりまし...続きを読むたが、当時の英国でもっとも重要だったのが社会的地位。上流、中流、下流(労働者層)という意識は産業革命時代に生まれたそうですが、本書を読むといかに多くの人々が自分自身の社会的地位をあげることに必死になっていたかわかります。21世紀の現在でも周りの人からどう見られているかを気にしながら生活している人が多いですから、人間は古今東西あまり変わっていないんだな、と苦笑しながら読みました。 本書でとてもよかったのは当時の絵画、版画をイラストとして多用していることです。文章を補完する意味でとても良かったです。また興味深かったのは当時英国に旅行に行ったドイツ人旅行者の日記のように「外国人から見た産業革命」がわかることです。イギリスの良いところ、悪いところが生々しく記述されていて、想像力をかきたてられました。産業革命を学ぶ人は本書は必須かと思いますし、学術研究ではなく教養として産業革命の勉強をしたいという人も十分楽しめます。 Posted by ブクログ 中世ヨーロッパの歴史 堀越孝一 詳しくて良かった。西ローマ帝国崩壊直前から、百年戦争終結までの、長い期間を扱っており、最初と最後では社会が全く変わっていることに驚いてしまいます。 事件や人物そのものより、「何故それが起こったか」という社会の底流を描くことに力点を置いている感じ。そのため、「そう! それが知りたかったの!」という部分...続きを読むが多い半面、勉強不足の時代については「アレ、待ってそれ誰」みたいなことになることも……。 事件・人物に力点を置いた本を先に読み、「2冊目の概説書」として読むのが良いと思います。 Posted by ブクログ 生活の世界歴史〈10〉産業革命と民衆 角山栄 / 村岡健次 / 川北稔 このシリーズも自分の専門だけあげますが、他のも面白そうでシリーズ買いしたのかな?中国史のとかも面白かったです。 Posted by ブクログ 中世ヨーロッパの歴史 堀越孝一 ローマから見た辺境地、ガリア戦記の時代から百年戦争を経るまでのヨーロッパの歴史。まさに、ここからヨーロッパは始まる、といった感。 中世が暗黒時代ではなく、次の近代を予感させるべく動き出していたことを思う。 Posted by ブクログ 生活の世界歴史〈2〉黄土を拓いた人びと 三田村泰助 読んでいる途中ですが、中国の(主に明代の?)生活文化や氏族文化がまとめられていて、資料としてとてもよかったです。 ただ明中心という割りには、他の時代の話も同時に同じ章に出てくるのでちょっ読みにくいところはありました。 新書よりはずっと内容が濃いと思います。 Posted by ブクログ 堀越孝一のレビューをもっと見る