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十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
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謎解き好きの方には絶対おススメの「館(やかた)シリーズ」の最初の作品です。 この作品をきっかけに、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになったほどです。 奇妙な館(十角館)で起こる連続殺人事件、様々なトリック、そして綾辻先生独特の幻想怪奇的な世界を、たっぷりと楽しんでください。 特に、この作品特有の叙述トリックを駆使した終盤でのどんでん返しは、必読です。 この作品の後には、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」と続きます。 館シリーズ全9作品を読破して、綾辻ワールドを堪能しましょう!
Posted by ブクログ
ミステリーの金字塔、綾辻行人さんのデビュー作にして代表作の「十角館の殺人」 驚愕の1987年創刊、というと自分が小学生高学年、昭和の終期の作品で約35年前に執筆されたことになる。 今尚、多くの読者に支持され続けクローズドサークル系ミステリーの不動の名声を浴びるこの作品。 宮部みゆきさんの「火車」...続きを読むと並び、この先ミステリーを読んでいく為にはいつかは必ず読まなければならない、一般的に名作中の名作の基準として格付けられているような作品。 気構えすぎて後回しにしすぎていたが、やっと読むことができた。 作品はクローズドサークルミステリー、自分が好みとして好まないジャンルのミステリー。 このジャンルの作品は仲間が殺される事、仲間の死に対しての感情が何故か自分には薄く感じられ、ただ淡々と時間の推移が行われていく印象を持っている。 自分以外の人に対して生まれる猜疑心。その絶対的な強烈な猜疑心を読み取ることができない事が多いからあまり好きじゃなくなっていた。 しかし今作品は初めて面白いと感じられた。 物語はミステリー研究会に所属する大学生達が曰く付きの未解決殺人事件のあった島に出向き、興味本位から数日間滞在するうちに次々と仲間が殺されていくというミステリー。 まず構成力が素晴らしい。 日付毎に各章が「島内」と「本土」で順番に描かれているのだが、そこに大きなトリックが仕掛けられている。 そしてこの島に向かった大学生サークルの面々は通名のようなアダ名で呼び会い、最初は馴染めないのだがそこも作品のキーになっている。 この作品を形容する「衝撃の一行」の破壊力はその2つのトリックの融合の賜物。 素晴らしかった。これは名作中の名作といわれるだけある。 そして作品はやはり年代を感じさせる、ワープロでタイピングされた郵送物が新しいとされていた時代。 当然携帯電話やGPSやSNSもない時代、だからこそのトリックでありミステリーだと感じる。現代ではそれらを駆使してしまえばただのつまらない物語だと思う。 その一昔前の時代背景だからこその魅力が存分にあった。 絶対に映像化できない作品とも言われている。確かに難しいと思う。 仮に映像化されたとしても見たくない。 先程も書いたがその当時の生活スタイルがあればこその作品だからだし、今回のトリックは本でしか出せない魅力だとどうしても感じる。 名作中の名作、流石だった。 読めてよかった。
私が生まれた年でもある1987年の作品。 そしてデビュー作と聞いて、驚きでした。 映像化されると話題になっていたので 先にHuluでみていたんですが、 やっぱりあの例の場面で、 『ぅえぇー?!?!』 叫んでいた自分がいて本当に衝撃的でした。 久しぶりに前のめりになって見た作品。 だれが犯...続きを読む人なのか、あの場面までわからなかった。 それから、まもなく夫が本を購入してくれて、 スルスル読んで行ったんですが、 “あの一行”の使い方が、最高だった。 それにしても犯人の想いや それをやり遂げるまでの執念。 わかる気持ちもあるけど、 一人の人を想ってここまでできる才能があるなら 違う道はなかったのかなと 考えさせられるものでした。 (私には到底できない。 そういう考えにも至らない話ですが、、、笑) ミステリ研究会の大学生たちが謎解きをしていくので そんなやりとりもおもしろかった。 全体的にトレンディな感じがして、 その時代背景を想像しながら読んでいました。 本が苦手な私でもスルスル読めてしまう本です。
期待を裏切らない。一気読みした。 1行に仰天、映像化不可、という前評判を聞いた上で、どんな1行があるのか想像しながら読み進めた。 なるほどー!そういうことか。気づけなかった悔しさとすっきり感。名作と言われる理由をちゃんと感じられた。 映像化作品は見たいけど、がっかりしたくないから見たくない。
めちゃくちゃ読みやすいし面白かった。 正直本家(?)のそして誰もいなくなったより、好きだし納得感があった。 大胆すぎるとんでもトリックではあるが、変に凝ったものでもないしあまり違和感なく読めた。 むしろこういうのが醍醐味かなと。 ドラマと漫画があるらしいが、どっちもどう表現しているのか気になる!
孤島にある十角館での連続殺人。複雑な謎解きが苦手な私でも楽しめた。評判通りの傑作。ずっと前から、読んでみたいと思っていましたが、やっと読めました。驚愕の結末、衝撃の1行、…などと喧伝されていて、面白く読めるか不安でしたが心配なかったです。もっと早く手に取るべきでした。
勧められて読んでみて、面白さのあまり小説にハマるきっかけとなった最初の本。 どんでん返しといえば出てくる一冊だが、その通りであった。過去悲惨な事件がおきた孤島の館へサークル仲間で訪れた大学生たちに、毎日起き続ける殺人事件。陸地で過去の事件を調べる学生と刑事の弟。 2つの軸でストーリーが進み、ある1...続きを読む行ですべてが繋がった。 当時、小説を読んでいなかった自分にとって、その時の衝撃が忘れられなかった。 すべてを読み終わり、もう一度真実を知って読み直したいという気持ちと、記憶を消して再度あの衝撃を味わいたいと思える名作だと思う。
綾辻行人氏の『十角館の殺人』は、本格派ミステリの名作として広く知られています。この作品はミステリ愛好家には必読とも言えるでしょう。長い間読みたいと思っていたため、手に取れたことがとても嬉しかったです。 “彼は、彼らをー彼ら全員を、「復讐」の名の下に裁こうとしている“ プロローグから、犯人と...続きを読む思われる人物の動機が展開されます。事件の舞台となる十角館は、孤島・角島にあり、館を建てた中村青司が半年前に不慮の死を遂げた不吉な場所です。登場人物たちは、それぞれミステリ作家の名前を由来とするニックネームで呼び合います。ニックネームが覚えにくかったので、紙に名前と特徴を書き出しながら読み進めたことが、謎が解明されたときの理解を深めるのに役立ちました。 物語は、中村青司の死に関連する外部犯説と内部犯説の間で緊張が高まり、次々と起こる殺人事件によって恐怖と混乱が広がります。加えて、角島とは別に本土でも中村青司の焼死事件の謎を追い続ける展開は、読者を一層引き込みます。 「一行で全てがひっくり返る」瞬間は思わず感嘆してしまうほどの衝撃でした。 この作品はミステリ初心者から熟練の愛好家まで幅広く楽しめるおすすめの一冊です。 綾辻行人の『館シリーズ』の他の作品にも手を伸ばしたいと思います。
いやー噂の1行まで完全に騙されていました。そしてあの1行で全てを裏切られました。これはもうファンになりますね。
匿名
難しい
重いような軽いような本でした。 読んでるうちに濃い青色と黒、そして最初と最後に出てくる薄緑色の壜の色がずっと頭の中に想像されていました。
#深い #ダーク #じれったい
すごく、面白かった。衝撃の一行というのがこの本のPOPだったのですが、まさにその通りでした。どうして映画化不可能と言われていたのかも納得しました。記憶を消してもう一度読みたい! ただモヤモヤしているのはどうやって映画化するのか?ということですね。
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