大島かおりの作品一覧
「大島かおり」の「モモ」「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大島かおり」の「モモ」「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とても有意義な読書時間だった。
読書をする人間はみんな読んだ方がいいと薦めたい。時は金なりと、コスパばかり気にして働いて、物欲ばかり満たしていても心は満たされない。ゆとりある生活というものについて。人間らしい生き方について。
灰色の男たちが一日の過ごし方として時間の計算をする場面では、言われてみれば確かに山ほど時間を無駄にしていると実感する。しかし、頑張って節約したところで、その時間はどこへ行くのか?
本書では灰色の男たちの懐に入っていくが、現実でも時間を節約しまくったところで、遅かれ早かれ精神的に参ってしまい、倍以上の療養期間が必要になってしまいそうだ。人間なのだから、人間らしい、ゆとり
Posted by ブクログ
この本はずっと頭の片隅にあった本。
中学の頃、何の授業でだったのかは忘れてしまったが(たぶん国語なんだろうな)、「自分の心に残る本を紹介する」という回があった。
そのとき、とある子がこの『モモ』を紹介していた。
「”時間どろぼう”が出てきて・・・」ということぐらいしか話の内容は覚えていないのだが、当時赤川次郎とか富士見ファンタジア文庫とかくらいしか読んでいなかった自分としては、児童文学とはいえ海外翻訳物の分厚いハードカバーの本を読んでいる子がいたことに凄い眩しさを感じたことを覚えている。
そんなこともあり、自分では読んだこともないのに娘が小5のとき、おすすめ本としてこの本を購入し渡していた