作品一覧

  • 正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方
    5.0
    石井ゆかり、ヨシタケシンスケ、三國万里子、飛田和緒ほか13人が明かす、言葉にできないモヤモヤとの付き合い方とは? 作家・エッセイストの大平一枝さんが、世代も生業も違う多様な人生を取材した、対談形式のエッセイ。漠然とした不安や迷いを感じるとき、自分を肯定できないとき。結論も正解もない対話のなかに、気持ちが軽くなる言葉が見つかります。
  • 人生フルーツサンド~自分のきげんのつくろいかた
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    著者NHKあさイチ出演で大反響! 今、もっとも注目される書き手のどこを読んでも心に沁みる最新エッセイ集! 自分をなだめる方法を知っている人は強い。 記念日じゃない日こそ切。フルーツサンドのようにいろいろつまった作品。
  • 注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    吃音で「いらっしゃいませ」、メニュー、代金が言えず、接客アルバイトを諦めてきた若者がいる。人と話したいけど言葉がうまく出てこない――そんな若者たちが、奇想天外な1Dayカフェを始めた。発起人は、自身も吃音症で夢に蓋をしてきた奥村安莉沙。言葉をめぐる冒険、急がない幸福。エッセイの名手・大平一枝が紡ぐ温かな感動ノンフィクション。
  • それでも食べて生きてゆく 東京の台所
    4.3
    朝日新聞Webマガジン「&w」大人気連載が書籍化。 さまざまな喪失を経験した人々が、食をきっかけに人生をつかみ直す。「台所」を通して市井の人の希望と再生を綴るノンフィクション。 11月中旬には本書を原作としたコミックが小学館より発売予定。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 東京の台所(1)
    -
    1巻748円 (税込)
    「なくした自分は台所にあった…」喪失と再生の物語。 失ったものがない人なんていない。どんなに幸せに見える人でも。 台所を通して住み手の半生をリアルに綴る――。 新聞社の広告局に勤める七種成は、読者の台所を取材する連載「東京の台所」の編集担当を任される。素人の地味な台所を取り上げたがる“お勝手ライター・キンコ”の連載に頭を抱えていた。そんなふたりが訪ねることになったのは、3週間前にがんで夫を亡くしたばかりの倉本宅。人の死に触れるという重そうなテーマに、七種は直前で取材の中止を打診する。しかし、いい記事が書けそうだとキンコが押し切り、不安を抱えたまま倉本宅へ向かうことに……。 朝日新聞デジタルマガジン『&w』で連載中の同名の人気連載を元に、漫画のオリジナルキャラクターが新しい物語を紡ぐ。
  • ただしい暮らし、なんてなかった。
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    モノの持ち方、人づきあい、身体のケア、変わり続ける住まい……試行錯誤の末に気づいた、いまの自分にフィットする暮らしのヒント
  • 届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び (角川ebook nf)
    -
    「いま、シラードを知っているアメリカ人はほとんどいない」――。 巨大な爆弾製造の可能性を予見し、「ナチスに対抗するために、アメリカでも原子力爆弾の研究が必要です」とアインシュタインに手紙を書かせた米国人研究者、レオ・シラード。彼は原爆投下の直前、トルーマン大統領宛に、無警告使用に反対する七〇名の科学者の署名を集めた。製造をたきつけておきながら、なぜ使用を止めようとしたのか。そんな人物がなぜ歴史から葬られているのか。署名はどうなったのか。 本書ではシラードの署名にサインした科学者をはじめ、彼を知る人物を中心に直接取材を実施。彼の名が消えた理由、そして、総費用二兆円、関わった労働者11万人余と言われるマンハッタン計画の本質。それはすなわち原爆とはなんであったかという問の答えでもあった。 ※本書は2017年10月27日に配信を開始した単行本「届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    だれもが初めて「お母さん」を体験するのだ。月間1,500万PVの人気サイト『北欧、暮らしの道具店』連載で大反響! 読んで楽になった。泣けた…。話題沸騰、伝説のエッセイ収録! 夕食がインスタントラーメンでも、部屋が多少散らかっていても、取り込んだ洗濯物が山と積まれていたとしても、自分が笑っていればだいたい家族は落ち着く。家族の間に丸く穏やかな空気が流れる。それが我が家の「心地よい」ってことだ。(本文より)
  • 日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    時間がありあまるほどあった若い頃と違って、主婦の散歩は24時間の中でなんとかひねり出した時間だからこそ、無駄なく楽しみたいもの。せっかく歩くなら、出会ったものを暮らしにとりいれたり、活かしたい。自分の生活や価値観や美意識がちょこっと上がる。出会いが増えて、思いがけない場所に友達が増えたり、家庭以外の居場所が増える。節約できる。どうせならそんなオマケの得られる、歩いて帰ったら生活に生かせる街歩きを。 ※この電子書籍は、原本をスキャンして作成しているため読みづらい箇所がある場合がございます。 何卒ご容赦ください。

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  • 昭和式もめない会話帖
    4.0
    1巻704円 (税込)
    小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男などの昭和映画には、人の心を丸くする、技ありフレーズがいっぱい。泥酔した人に優しく「お元気が過ぎましたのね」、財布を取り出す後輩を制して粋に「ほんの少しだから恥かかすんじゃないよ」……。仕事、恋愛、冠婚葬祭に、たった今から使いたいニクイ大人の会話帖。『昭和ことば辞典』を改題し再編集。
  • &BOOKS トリコロールの台所
    -
    1巻220円 (税込)
    フランスに暮らすマダムたちのこだわりがつまった台所と、愛用の調理道具や調味料を徹底取材したフォトエッセイ。電子書籍オリジナルのフォトコラム「フランス旅お買い物帖」つき。【目次】まえがきにかえて/築110年の医院をキッチン中心に大改造…主婦(日本人・45歳)/会社員からパティシエに。マダムのプライベートな厨房…パティシエ(日本人・64歳)/半年かけたキッチンリフォームで見えたフランス…主婦(日本人・39歳)/「禅とモダン」を融合した白い台所…主婦(フランス人・44歳)/同時進行で家事をこなす達人の仕事場…主婦(日本人・53歳)/女子会も楽しい、音楽家たちとのセカンドライフ…大家(日本人・54歳)/住人たちの「切らすと困るもの」リスト/取材こぼれ話 フランスのお母さんは忙しい/電子書籍オリジナル特典 フランス旅お買い物帖【著者プロフィール】長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書に『東京の台所』『ジャンク・スタイル』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ』(誠文堂新光社)、『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)、『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ12か月』(ワニブックス)、『昭和ことば辞典』『かみさま』(ポプラ社)、ほか多数。
  • 見えなくても、きこえなくても。
    4.0
    「指先をはさんで、手話を伝え合う触手話は、ふたりの日常会話法である。五十二歳の梅木久代さんには、視力、聴力がない。言葉を覚える盛りの、乳児の時に聴力を失ったために、発声もうまくできない。その後、視力が三十二歳から低下しはじめ、四十代の後半で全盲になってしまった。つまり、見る・聞く・話すが不自由なのである。目の見えない彼女には、どんなに上手に健常者の好彦さんが手話をしても見えない。だから手をつないで、手話をする。彼女はつながれた手の動きから、相手の手話の意味を読み取るのだ」(プロローグより)。二歳で聴力を失い、四十代で失明。結婚、子育て、離婚、果ての自殺未遂…。絶望の淵に立たされたひとりの女性の愛と勇気、そして、光と音を持たない妻を支える夫との絆を描くノンフィクション。写真:安部まゆみ、主婦と生活社刊。
  • とっても心地いい! シンプルひとり暮らし
    3.3
    1巻929円 (税込)
    14回にわたる転居の経験をもつ著者が、ひとり暮らしをとことん楽しむコツを教えます!これからひとり暮らしをスタートする人、今の暮らしをリセットしたい人にもお勧め。これを読めば、心地いい暮らしができるはず!!シンプルだけど自分のこだわりは捨てない、快適生活を始めましょう!!
  • 正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2024/04/13リクエスト 4
    ヘアメイクアーティストの山本浩未さん
    ダメ思考の自分をしっかり受け入れることができるまで、しっかり落ち込む。しょうがないと受け入れられるタイミングを待つ。

    絵本作家のヨシタケシンスケさん
    の対談が心に残った。
    「頑張らなくていいと言われても、それができずに困っている。それができれば楽なのはわかっている。それでも頑張らざるを得ないが本音。それなら、だましだまし、頑張っていく自分を受け入れていくことが自然。」
    「人生を楽しむのが下手チーム」
    私はまさに、この下手チームだ!!

    著者が13人と対談している。
    誰か一人くらいは自分みたいな人がきっといる。
    この本に

    0
    2024年05月19日
  • 人生フルーツサンド~自分のきげんのつくろいかた

    Posted by ブクログ

    素敵な本に出会ってしまった!!

    朝日新聞デジタルの『東京の台所』が好きで、以前から大平さんの書く文章が好きだったが、著作を読むのははじめて。

    『はじめに』のご挨拶にあるように、きらきらした色とりどりのフルーツがぎゅうっと入っているようなフルーツサンドを思わせるエッセイがぎゅうっとつまっているエッセイ集。フルーツサンドの入れ子状態。大平さんご自身もきらきらした魅力的な方なのだろうと想像する。


    ウキウキホロリしながら読み進めた。今後も何度も読み返してフルーツサンドを味わいたい。

    今回好きだなと思ったものを抜粋。(選びきれずたくさんになっちゃった!)
    きっと読み返すたび、その時の私の状態で

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    2024年04月23日
  • それでも食べて生きてゆく 東京の台所

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    ありのままの台所を訪ね歩き、取材したルポルタージュ。10年たった今回のテーマは、喪失と再生。簡単ではないテーマ。

    雑誌に載っているようなおしゃれなキッチンとは違う、素のままの台所。写真と共に語られた、その台所の持ち主の生活。リアルだからこそ、心に響いた。「何もを失わずに生きている人などいない。みな、何かを喪失し、それでも立ち上がり今日もごはんを作っている。」という言葉に、生きようとする、人の強さを感じた。家族を亡くして日が浅いなか取材を受けた方、伴侶との別れでひとりになった方など、みなさんの生きざまをうかがい知れて、私も頑張ろうと思えた。

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    2024年03月19日
  • 注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に

    Posted by ブクログ

    私は吃音者です。だからこそ、書中の若者たちが訴える苦悩や願望に、共感の叫びが絶えなかった。

    取材をした 大平さんの、注カフェ店員の若者たちへの寄り添い方がやさしい。
    老婆心ながら、 などと言っているが、それは本心からとっさの言動なのだろう。

    注カフェを発起させた奥村さんもとてつもない大きなモチベーションのある方で、仕事を辞めて活動に注力する情熱。「自分が経験した苦しさを、これからの若者には味わって欲しくない」
    と。彼女の本気さ感じた。

    また、大平さんは以前 相手の話を聞いていることをアピールするために無意味な相槌を何度もついていたり、言葉の先取りをしていたそうだが、
    そのような行動は吃

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    2024年03月16日
  • 注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に

    Posted by ブクログ

    以前TVニュースで注カフェを見たことがありますが、真剣にはみておらず、吃音の事もさほど重くは受け止めていませんでした。
    奥原さんや当事者の方たちの見えない奥深い苦悩の数々、愛美さんや参加者の成長の様子に胸がギュッとなりました。思わず涙。大平さんの距離感を保ちつつ優しい眼差しのように寄り添う文章が好きです。沈黙、間、待つ、忘れがちな時間です。

    0
    2024年03月16日

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