上念司の作品一覧
「上念司」の「経済で読み解く地政学」「経済学で読み解く正しい投資、アブない投資」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「上念司」の「経済で読み解く地政学」「経済学で読み解く正しい投資、アブない投資」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
通貨高
・変動相場制の国において、為替レートは中央銀行の政策スタンスによって、ほぼ決定する。
お金をたくさん刷れば通貨の希少性がなくなり、通貨安となる。
お金を刷ることを止めれば通貨の希少性が高まり、通貨高となる。
・通貨高が進むと大多数の人が損をし、過度に進むと国民のほぼ全員が損をする。
・輸出企業は、現地における製品の相場に合わせて、販売価格を決定する。
そのため、通貨高になっても販売価格は変わらないため、外国通貨ベースで売り上げは変化しない。自国通貨に換算すれば、売り上げは大きく減少する。
利益については自国からの部品などの仕入れ価格が通貨高によって上がってしまうため、外国通貨ベース
「国益」<「省益」志向の売国共
「財政再建派」(=健全財政派)の看板を掲げる財務省は「失われた20年」どころか、それを更に更新しようと躍起に成っている。
政治家が言う「積極財政」など「自分達が選挙で落ちたくないから、国民に媚びを売っている」としか見ていないのだろうが、この20年以上、そうした不毛な争いの末、どっち付かすの中途半端な財政政策を続けた為、日本の国力がドンドン低下している現在、彼等は何故そこまで「財政再建」に拘るのか?本書もそうだが、互いに自分達の主張をぶつけ合うばかりでは、話は進展しない。財務省への悪口も同様で、子供の喧嘩に等しい。
国力が低下し、国内経済が立ち行かなくなっても、「借金の無い健全な財政に戻