能町みね子の作品一覧
「能町みね子」の「私の身体を生きる」「カウンセリングするつもりじゃなかった~久保みねヒャダこじらせ雑談~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「能町みね子」の「私の身体を生きる」「カウンセリングするつもりじゃなかった~久保みねヒャダこじらせ雑談~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
代表作に『オカマだけどOLやってます。』『モテない系シリーズ』『雑誌の人格』など
Posted by ブクログ
私も自称乗り鉄なので、大変興味深く読みました。鉄分補給にちゃんとテーマがあるところが素晴らしいです。能町さんに同行している担当編集さんも楽しんでいるのが感じられて、一気に読み終わりました。
鉄道専門の本と一線を画しているのは、文章のコミカルさと、乗車のみならず駅舎や駅名標や切符など切り口が様々であること(国鉄フォントいいですよね私も好きです)、鉄道以外のカフェや飲食店にもしっかり足を伸ばしてレポを書いていらっしゃるところだと思います。あと担当編集さんの視点があることで「一般の人はこういう疑問を持つのか…!」という驚きがありました。
全く鉄ヲタではない知人にも勧めてみたところ、取っ付きやすかった
Posted by ブクログ
クィアは本来強烈な侮蔑の言葉。
それを逆手にとって、森山先生と能町さんがクィア・スタディーズを語り合う。
かなり踏み込んでいるから、LGBTなどのベースになる知識がなかったら読み進めるのが少し難しいかも。でもとても面白く意義深い対談なのでぜひ読んでほしい。
今まで思いもしなかったLGBTQ+だけでは片付けられないクィアなことについて、なるほどと新たな発見を多々得ることができました。
LGBTなどの(それに限らず)マイノリティにある立場の人に対して、受け入れるって言葉を使うのは受け入れないという選択肢があるということでもある、それはおかしいんじゃないか、むしろマイノリティ扱いしないで当たり前にそ
Posted by ブクログ
主人公のもりなつきは、言葉遊びをしている点で、太宰治の『人間失格』を思わせるところがあった。また、カフカの『変身』のように不条理なところが垣間見られた。
さくらももこの『ちびまる子ちゃん』にも通ずる大人チックな観察や表現も持っていた。ただ、ほとんど、もりなつきの目線から世界が広がっているので、作者の独白のようにも感じた。ドストエフスキーの『地下室の手記』にも近いだろうか。
ストレンジャーであることの意義を教えてくれる小説だったと思う。つまり、遠く北海道から訪れ、卒園後は別の小学校に入学することが決まっている。その通過点をトンネルを抜けるようにうまくやり終えることに、ただそれだけに注がれてい