秋季寸暇の作品一覧

面白かったです。

悪女の義妹の噂をおしつけられた転生ヒロイン。嫁いだ辺境伯の家では小屋に住み自炊して、小説を執筆しながら、たまに編集社の女性と庭でブランチ。そんな生活をしているヒロインに辺境伯の夫が惚れてしまって。そんなストーリーとヒロインの楽しそうなスローライフが大好きです。

最後は甘々

誤解され嫁ぎ先でも虐げられて可哀想でしたが、それを全く気にせずスローライフを楽しんでいてヒロインの心の寛大さに驚きました。

無事ヒーローは許されてとてもラブラブてした。

一番の戦犯は旦那様であることに変わりはないが、しかもアメリアが悪女ではないと知ってからの彼の行動もツッコミどころしかなかったが、とにかく使用人、部下含めて領地の人間まるっと無能かよとツッコミ入れたくなった。
王都では彼女が家族に陥れられているというのは周知のことなのに、噂の信憑性を確かめることなく彼女を悪女認定して放置、もしくは同様に陥れる愚行。
そりゃ王太子たち親友も笑い転げるし、呆れもするよね。
いや、全く笑えない感じですが。
アメリアが日本からの転生者で応用力があり、力は弱いけど汎用性のある魔法を使えて、かつ作家生活で稼げていたからどうにかなったものの、作中であるキャラが言っていたとおり...続きを読む、普通なら「全員で女性一人を殺した」も同然だったぞ。
しかも旦那様の行動、終盤までは何だったら逆効果だったし。
特に不意打ちのキスはあかんわ……彼、変装していたから、完全に他所の男性との浮気になって更に拗れさせたしね。
これだから脳筋はと言っても罰は当たるまい。

まあその変装時の好感度上げがあったから（そしてアメリアの逞しさがあったから）夫婦として最終的にはどうにかなったけども。
どうにかなるまでに三年かかってるので。
最初、序盤早めに挿入された王太子たち親友との馴れ初めに「そんな描写入れる暇あったらアメリアと仲良くしろよ旦那！」と思ったけど、彼らがいたからこそ切り抜けられた場面が多々あったので、今となっては必要だったなと思えるように。
アメリアがいい子で、親友たちが有能だったことに旦那様はこの先もずっと感謝してくれよ。
頼むから。

続きあってもなくても

ヒロインは転生者設定ですが控えめでいい子。誤解されてますがそのせいで我が道を行けたかなと。
ヒーロー、抜けてますが拗らせ具合がスパイスになってる感。
安定のハッピーエンドだった印象。
続きがあってもなくてもよいような。