プロフィール

  • 作者名:月岡小穂(ツキオカサホ)
  • 職業:翻訳家

『The Lost Fleet』(日本語訳タイトル『彷徨える艦隊』シリーズなどを翻訳を手がける。

作品一覧

  • 彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス
    続巻入荷
    4.2
    1~13巻924~1,870円 (税込)
    救命ポッドの冷凍睡眠から目覚めたギアリー大佐は愕然とした。なんと救出されるまでに百年がたっていたのだ。しかも、わが身を犠牲にして味方を脱出させた軍神にまつりあげられている始末。そんな彼に与えられた任務は、敵の本拠星系に攻めこんだものの大敗し、満身創痍となった艦隊を、司令長官として無事に故郷へと連れ戻すことだった! 周囲を埋め尽くす強大な敵艦隊を前に、はたして彼がとった驚くべき奇策とは……!?
  • 巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還!
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    捜し屋ファーガソンは盗難宇宙船の「回収」を依頼され、辺境のコロニーにやってくる。犯罪組織のボス相手に彼がくりだす奇策は!?
  • 栄光への飛翔
    3.0
    1~3巻1,078~1,100円 (税込)
    「きみは士官学校の恥だ」と校長。「1500時までに退学届けを提出したまえ」そんな、あたしはただ親切心から下級生の頼みを聞いただけなのに! お人好しな性格があだとなり、事件に巻きこまれて士官学校を退学になったカイ・ヴァッタは、傷心を抱えて故郷へと戻った。そんな娘に、航宙会社を経営する父はおんぼろ貨物船の船長を命じる――ベテランクルーにかこまれ、辺境星域に貨物を運ぶ簡単で安全な仕事のはずだったが!?
  • ギデオン 第九王家の騎士 上
    -
    第一王家の〈不死の王〉たる銀河帝国の皇帝が即位して一万年。配下の八王家から、王位継承者の死霊術師とその首席騎士が召集される。皇帝がその治世で初めて、絶大な力と悠久の命を持つ側近リクトルの後継者を選ぶというのだ。第九王家の女剣士ギデオンは、幼いころから確執のある骨の魔術師〈聖なる娘〉ハロウハークとともに、第一王家の惑星へと向かうが……。ローカス賞、クロフォード賞受賞の死と魔法のファンタジイ
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    天才的数学者で、たぐいまれな調停能力を持った〈調和師〉でもあるビンティは、巨大エビ型生体宇宙船に乗って銀河系随一の名門、ウウムザ大学をめざす。だがその途上で恐ろしい事件が……。敵対種族との抗争を、才気と能力で解決してゆく少女の波乱万丈の物語
  • 時空大戦1 異星種族艦隊との遭遇
    -
    1~4巻1,056~1,298円 (税込)
    突如遭遇した正体不明の異星種族艦隊に対し奇妙な幻覚に導かれて、AI搭載戦闘艦と共に戦闘を勝利に導く若き航宙軍艦長の活躍!
  • 女王陛下の航宙艦
    3.9
    1~3巻1,254~1,342円 (税込)
    今ではほぼ現役を退いて、問題を起こした士官の配属先になっていたイギリス航宙軍初の戦闘航宙母艦〈アークロイヤル〉に出撃命令がくだった。辺境星域の植民惑星が突如謎の戦闘艦に攻撃を受けたというのだ。「サー」の称号を持つ七十歳の老艦長が、建造後七十年の老朽艦とともに強大な異星人艦隊に立ち向かう!
  • 彷徨える艦隊 ジェネシス 先駆者たち
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    〈彷徨える艦隊〉の時代から時をさかのぼること数世紀……アルファル星系艦隊の退役士官ロバート・ギアリーは、新コロニー設立をめざす四千人の移民団に加わった。だが到着早々、近隣のスカザ星系の戦闘艇が現われ、この星系はスカザ星系の保護下にあると宣言し、保護料を要求する。たった20名の防衛部隊の隊長に任命されたギアリーは、救命服と殺傷力のない麻酔銃だけを武器に戦闘艇に立ち向かうが!? 新シリーズ堂々開幕!
  • 彷徨える艦隊 外伝1 反逆の騎士
    4.2
    1~3巻1,100~1,320円 (税込)
    ギアリー率いるアライアンス艦隊が未踏星域へ旅立ってのち、ミッドウェイ星系では、圧政を強いるシンディック体制を打破すべく、二人の司令官が立ちあがった。防衛を統括する女性司令官のイケニは、星系内に駐屯する機動艦隊から指揮権を奪い、陸上軍司令官のドレイコンは、暴虐行為を繰り返す内政保安局(ISS)を武力制圧する計画だった。だが二人の行く手には、裏切り、密告、反逆などによるさまざまな障害が待ち受けていた!
  • ボーン・アナリスト 骨を読み解く者
    -
    1巻1,254円 (税込)
    インドネシアのフローレンス島の発掘現場に到着した若く優秀な骨のDNA解析員のポールは、ジャングルの奥地で発掘された二体の骨を見て愕然とした。大人にもかかわらず身長が1メートルしかないこの小人族は、未発見の古人類である可能性が非常に高かったのだ! だが、突如、武装警察官に発掘キャンプは急襲され、脱出を試みたポールたちは銃撃されるが……本格SFとテクノスリラーとが絶妙に融合されたスリリングな衝撃作!
  • 孤児たちの軍隊 ガニメデへの飛翔
    3.8
    1~5巻1,012~1,188円 (税込)
    西暦2040年、木星の衛星ガニメデに前進基地を築いた異星人からの攻撃を受け、人類は滅亡の危機に瀕していた。この危機を回避すべく、ガニメデ派遣軍が結成された。その中核は、敵の無差別攻撃により両親を失った一万人の兵士たち。彼らは強大な敵に敢然と立ち向かう! そのリアルな戦闘描写と戦争哲学で、アフガニスタン派遣米国軍兵士のあいだでボロボロになるまでまわし読みされ、大評判となった21世紀版『宇宙の戦士』!
  • 月面の聖戦1 下士官の使命
    3.8
    1~3巻968~1,100円 (税込)
    21世紀、巨大な軍産複合体と化したアメリカは、地球のほぼ全域を支配下におさめていた。資源を求め、各国は唯一残されていた月に進出する。だが、莫大な軍事費を捻出するために企業の戦時協力金が不可欠な陸軍は、平和維持活動の名のもとに月に兵士を派遣、諸外国の施設を占領しコロニーを建設するが……他国軍からの執拗な攻撃と、理不尽な軍上層部の命令から部下の命を守るため、スターク軍曹の月面での戦いが始まる!
  • 巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還!

    Posted by ブクログ

    ちょっと変わったヒーローがやってきた。

    アニメ番組の知識でキーワードを解き、無重力の部屋でガラクタを組み立てる。

    “探し屋”稼業の主人公、望んでもいないのに、関わった周りはどんどん悪い方へ向かう。
    連続して振りかかるピンチに対し、主人公ファーガスの考える作戦はどこか笑えるところがあり、そんなところが楽しくなる。
    “トラブルメーカー”と、うさんくさそうに疑いの眼差しを向ける周辺の人のなか、本人も“ヒーローなんてめんどくさいものにはなりたくない”のに、けっきょく関わってる。
    「正義の味方、世界を救う、ヒーロー」じゃあないところが面白く、難波花月劇場的笑いと人情をちゃんと持っているので、安心して

    0
    2024年03月21日
  • 巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還!

    Posted by ブクログ

    スペースオペラを久々に読んだこともあるかもしれないが、これはめちゃくちゃ面白かった。

    凄腕の捜し屋ファーガス・ファーガソンが、盗まれた巡航船〈ヴェネチアの剣〉の捜索中に、星間の勢力争いに巻き込まれていくという話。
    スペースオペラだけあってさまざまな出自の人物たちが出てくる。その誰もが魅力的で面白いのだが、特に主人公がめちゃくちゃ可愛い。
    凄腕で、めちゃくちゃな作戦も成功させてしまうような運の強さも持っているのだが、時折ネガティブスイッチが入ってしまう。そうなると俺なんて……みたいな面倒な性格になる。周りも大丈夫! と叱咤してくれることもあるが、次第にまーた始まったよ……と適当にあしらうことも

    0
    2023年06月02日
  • 彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス

    Posted by ブクログ

    未来に蘇ったジョン・ギアリー大佐を中心に展開する、ミリタリーSFの彷徨える艦隊シリーズ第1巻です。
    2つの星間人類文明であるアライアンスとシンディックは、終わりの見えない泥沼の戦争を続けています。
    危機的状況のアライアンス艦隊は古戦場で漂う救命ポッドを回収、それには100年前に死亡したと思われていた伝説の“ブラック・ジャック”ことジョン・ギアリーが人工冬眠状態で眠っていました。
    特進による大佐でしたが、英雄視されていたギアリー大佐はアライアンス艦隊士官の多くから崇拝されることになります。
    今まさにシンディックと不利な交渉を行おうとしているアライアンス旗艦ドーントレスで蘇ったギアリーは事の成り行

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    2022年05月13日
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―

    Posted by ブクログ

    SF。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ノンモ賞受賞作。
    宇宙・冒険・超能力・コンタクト・民族学。
    著者はナイジェリア出身の両親を持つアフリカ系アメリカ人女性。

    連作中編であるようだが、続けて読むことで感動が増すように思うので、長編として読みたい。
    宇宙、異星種族、奇妙なコミュニケーション、身体改造など、刺激的で好きな要素がいっぱい。
    そもそも、主人公がアフリカの少数民族の女性という設定で、文化や価値観も非常に新鮮。
    全く想像したことがないような世界が続き、一冊を通してワクワクしながら読んだ。

    個人的に思う、作品の一番のテーマは「多様性」。
    あまりにも大きな変化を受け入れ、成長を続ける主人公ビンテ

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    2021年10月01日
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―

    Posted by ブクログ

    三話のうち二話目途中でリタイアしました
    面白いし、文体も変わってて楽しい。訳者の方の力量かも。
    ただ、読んでいて夢中にはなれなかった
    僕だけの印象だと思うけど、アメコミみたいな入り込めない感じ
    そのうち再チャレンジするかも

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    2021年09月17日

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