キャサリン・ベルトンの作品一覧
「キャサリン・ベルトン」の「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(下)」「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(上)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「キャサリン・ベルトン」の「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(下)」「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(上)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【ロシアは株式会社なんだ。非公開のね】(文中より引用)
ソ連崩壊により過去の遺物になったと思われたKGBのインナー・サークル。彼らはいかにして資金とネットワークを確保し、クレムリンへの影響力を維持・拡大することに成功したのか。著者は、「フィナンシャル・タイムズ」のモスクワ特派員として活躍したキャサリン・ベルトン。訳者は、経済関係の翻訳に定評のある藤井清美。原題は、『Putin's People: How the KGB Took Back Russia and then Took on the West』。
圧倒的な情報量と調査力に、「これがジャーナリズムの底力か」と感嘆せざるを
Posted by ブクログ
マフィアが国家になったのであり、国家がマフィアだ。
一部のインナーグループが、権力と暴力を独占する。その為に金も独占する。
夢と欲に踊った一部の資産家を叩き潰して資産を奪い、まあ、全体としてそれで十分かと言えば国としてはそうでもないのだろうが、国民を富ませる気はさらさらなく、自分達が権力に注ぎ込める分があれば問題ない。
腐敗を武器として使う、と言うのは眼鱗であり、現在充分に有効に生きている。
トランプ全米国大統領の影にも、露国が蠢いていたことも間違いなさそうだが、政権中も効果的であったかはどうにもよく分からないが。
変な被害者意識と謎の歴史観と、独善的な使命感と大国意識に囚われている大陸
Posted by ブクログ
ロシア崩壊を予測していたKGBは、独自に資産の確保に動いており、かつ、組織の保全を図っていた。
エリツィンの自由化政策に乗って、国家の資産を私有化し、莫大な財産を築いた振興資本家が勃興し、一時KGBはその影に敗退したが、権力と資産の回復に暗躍する。
そこに乗ったのが、プー。
どうも最初は神輿だったのかな。
情報機関は力を取り戻し、一歩も引けなくなったプーは、祭り上げられ舞い上がったこともあって、主体的に独裁を強めていく。そんな話なのか。
前提には、そう言うのが大好きなロシア国民がいるってことだな。
C国もそうだが、自分たちが圧倒的な力を持つことが、国のためになると本気で信じたいる節が