園沙那絵の作品一覧
「園沙那絵」の「レッドムーダン」「レッドムーダン~皇帝に成り上がった女~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「園沙那絵」の「レッドムーダン」「レッドムーダン~皇帝に成り上がった女~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
皇帝、李世民の寵愛を受ける武照。一夜明けて、李世民が観ている世界を観て、武則天としての第一歩を踏み出す。でもまだまだ無欲で、官位もいらないと純粋なまま。寵愛を受ける武照に、他の妃を始め四妃の燕徳妃までもが陥れようと画策を始める。高級という場所は古今東西、女達の争いの場所のようだ。女官の柴羊は実家の為に武照に危害を加えようとして処刑された。武照にとってはショックだろう。諮茉莉が再登場。蚕蔵で処罰を受けた後、どうしたかと思っていたが…。女官となって忠誠を誓ったので、武照には心強いだろう。白石家には一応の脅しを与えた。次に来たのは玲玉が寵愛を受けて懐妊した。武照達との仲はどうなってしまうのだろう。次
Posted by ブクログ
旦陽の策略を空琳より聞かされる武照。ここで仕掛けられたら反撃するしかないと悟る。会場内は火事に陥るが、武照が機敏に動き周囲を誘導していく。やはり武照は苦労して育ってきたから判断力や行動力があるのだとわかる。旦陽の策略を皆の前で暴いていくが、正直、小刀の一件についてはよくわからなかった。旦陽は正常ではない家庭で育って歪んでしまったのだろう。だからこそ身分が低くても純粋で人から愛される武照を羨望していた。武照がいう通りに心を開いて友達になれば、違う道があったのかもしれない。夜伽に選ばれたが、ここでも武照の純真さが皇帝を惹きつけた。これから武照はどう変わっていくのだろう。選ばれてからその夜までの流れ
Posted by ブクログ
李世民登場。その慰労会が開かれ、后妃達が夜伽のチャンスを狙って戦いを繰り広げる。このような筋書きだとギスギスと陰湿な印象があるが、途中で笑いやギャグもあり、読みやすく描かれている。徐恵が夜伽の相手に選ばれた経緯はまだ描かれていないが夜伽の様子で気に入られた様子はわかった。鄭賢妃から夜伽の学んで一歩大人になった武照。旦陽は武照の人を惹きつける力に警戒心を見せている。自覚がないのか武照は皇帝の前では失敗してしまうが、周囲を見渡す力で皇帝へと接近する。これらは全て武照が生まれ持った才覚だろう。札を貰われて、旦陽は策略を開始する。次巻も期待。
Posted by ブクログ
楊淑妃からの制裁以降、才人達からのいじめを受ける武照。だが亡くなった女官の弔いをした事で、慕う女官も出てきた。いじめに耐えきれず逃走しようとしたがそれも許されず、鄭賢妃からの織物試験を機に強くなろうと決意する。武将は貧しさゆえに租税を納めるために蚕を飼っていたことから絹布を作っているが、ここでも当時の中国の文化の高さが窺える。完成した絹布を才人の中での序列の高い茉莉に盗まれてしまうが、絹布の作り方の問答で見事合格点をとる。これは武照が貧しいながらも、懸命に生きてきて、生きる知恵や力を身につけてきたという事だろう。后妃の教養をつける内文学館への道が拓けたことで巻が終わる。次巻も期待。