友情と人生、そして愛が詰まった本。
こんな素敵な絵本、初めて読んだ。
イラストはササッと描いたように見えてとても美しく、ぼく、モグラ、キツネ、馬の関係をよく表していた。あまりの美しさに何十秒も見入ってしまった程だ。
"じぶんにやさしくすることがいちばんのやさしさなんだ"
"やさしくされるのをまつんじゃなくて、じぶんにやさしくなればいいのさ"
"いちばんゆるすのがむずかしいあいては、じぶんなんだから"
"やさしさに勝るものはない"馬がいった。
"すべてのうえに、しずかに存在している"
"こころがいたむときは、どうしたらいいの?"
ぼくがたずねると、馬がこたえた。
"ともだちといっしょにいなさい。その涙と、つらい時間をわかちあう。そのうち希望にみたされて、幸せな気持ちがやってくる"
ほかには?
"じぶんの価値は、じぶんできめる"
"そしておぼえておくこと。きみの存在は代わるものがなく、とても愛されていて、この世界にはきみにしかできないことがある"